5日の海外動向と本日の相場見通し 米中協議不透明で日経は膠着、経済対策関連に注目

6日の大阪ナイトセッション日経平均先物12月物は前日比20円高の23330円、高値は5日1935分の23440円、安値は6日0236分の23250円でした。5日のNYダウは続伸、前日比28.01ドル高の27677.79ドルでした。ナスダック総合株価指数は同4.029ポイント高の8570.701ポイントでした。ナイキとスマートフォンのアップルが買われました。NY原油先物相場は横ばい、WTI期近の20年1月物は前日と同じ1バレル58.43ドルでした。NY円相場は1ドル=1087080銭、10銭円高・ドル安でした。

 

15日に迫る対中制裁関税の「第4弾」の全面発動前に米中が部分合意できるかについて不透明なため、本日の日経平均は膠着する見通しです。想定レンジは23350円±200円程度です。なお、政府は5日、民間の支出も加えた事業規模26兆円、国や地方からの財政支出が13.2兆円となる経済対策「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」を閣議決定しました。自然災害対策を含むインフラ整備、東京五輪後まで見据えた成長分野への投資、景気の下振れリスクへの備えが3本の柱です。具体的には、川底の掘削や堤防強化による洪水対策、降雨を排水処理しきれずに起きる「内水氾濫」対策の強化で雨水貯留施設の整備などを進めます。また、5G移動通信システムの普及後に向けた「ポスト5G」の技術開発推進で基金を創設したり、五輪後の20年9月から21年3月末までマイナンバーカードを活用したポイント還元を実施するということです。この対策でメリットを享受する内需系銘柄群は物色されそうです。

 

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