17日の海外動向と本日の相場見通し 米株最高値更新、日経平均は「強含みもみあい」へ

18日の大阪ナイトセッション日経平均先物3月物は前日比10円高の24020円、高値は17日16時38分の24030円、安値は17日19時39分の23930円でした。17日のNYダウは5日続伸、前日比31.27ドル高の28267.16ドルと、連日で過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は5日続伸、同9.130ポイント高の8823.357ポイント、S&P500種株価指数も5日続伸、同1.07ポイント高の3192.52ポイントと、ともに4日連続で最高値を更新しました。前週に米中が貿易交渉の「第1段階」の合意に達したことが引き続き買い材料になりました。NY原油先物相場は4日続伸、WTI期近の2020年1月物は前日比0.73ドル高の1バレル60.94ドルでした。NY円相場は横ばい、前日と同じ1ドル=109円45~55銭でした。

 

17日の米主要株価指数が連日で過去最高値を更新したことで、投資家の買い意欲は旺盛です。ただし、高値警戒感もあることは事実です。このため、日経平均は高値圏で、「強含みもみあい」となる見通しです。想定レンジは24000円±200円程度です。なお、米国では「サンタラリー」と呼ばれる年末の相場上昇への期待が高まっているようです。こうなると、日本でも、「掉尾の一振」を見込んだ買いが入り続けることでしょう。日米共に、年末に向け先高観が強まる可能性が高そうです。

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