26日の海外動向と本日の相場見通し 米株堅調で日経平均も強いが上値も重そう
27日の大阪ナイトセッション日経平均先物3月物は前日比60円高の23890円、高値は27日01時12分の23910円、安値は26日17時15分の23820円でした。休場明け26日のNYダウは反発、前営業日比105.94ドル高の28621.39ドルと、過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は11日続伸、同69.507ポイント高の9022.391ポイントと、初めて9000ポイントを超えました。25日、中国外務省の報道官が、「米中の貿易協議の調印やその後の事務手続きについて米国と密接に連絡を取っている」と述べたことや、トランプ米大統領が24日に「調印式を来年1月に行う」と記者団に語ったことが買い材料になりました。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の20年2月物は前営業日比0.57ドル高の1バレル61.68ドルでした。NY円相場は、1ドル=109円60~70銭の20銭円安・ドル高でした。
米国株高を好感し、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。ただし、年内の立ち合いは本日と大納会の2日のみ。その後は6日間の休場です。この長期休場中の保有リスクを嫌う、多くの投資家が積極的にポジションを積み増すとは考えにくい為、24000円付近、及び、24000円を超えた水準では売り圧力が増す見通しです。以上のことから、日経平均の想定レンジは23900円±200円程度です。なお、本日より、受け渡しベースでは1月相場です。このため、個人からの節税売りは出てきません。つまり、個人の関与率の高い銘柄に関しては、需給が劇的に改善するはずです。日経平均の上値が重くても、そのような銘柄群に資金が流入することで、相場の体感温度は高い状態が維持されそうです。
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