3日の海外動向と本日の相場見通し 米株大幅下落で、日経平均も軟調、ハイボラ相場継続
4日の大阪ナイトセッション日経平均先物3月物は前日比60円高の21040円、高値は4日00時03分の21500円、安値は4日04時06分の20680円でした。3日のNYダウは反落、前日比785.91ドル安の25917.41ドルでした。ナスダック総合株価指数は同268.075ポイント安の8684.090ポイントでした。FRBは3日午前、緊急のFOMCを開き、政策金利を0.50%引き下げると発表しました。ダウはこれを好感して一時381.27ドル高まで上昇。しかし、その後材料出尽くしの売りで一転一時997.04ドル安まで売り込まれました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の4月物は前日比0.43ドル高の1バレル47.18ドルでした。NY円相場は1ドル=107円10~20銭、1円15銭円高・ドル安でした。
米株安を受け、本日の日経平均は続落する見通しです。想定レンジは20800円±400円程度です。米VIX指数は前日比3.40(10.17%)高の36.82でした。日経平均もボラタイルな動きになるでしょう。3日のNY債券市場では10年物国債利回りは前日比0.16%低下し1.00%で終えましたが、一時0.90%と初めて1%を下回り、過去最低を更新しました。パウエル議長は3日、FOMCの利下げ決定発表後の記者会見で、「委員会は米国の景気見通しへのリスクは著しく変化したと判断し、それに対応して、経済に一段のサポートを提供するために金融政策のスタンスを緩和した。」と述べました。この発言を受け、金融市場では、新型コロナが景気に深刻な打撃を与えるとの不安が高まりました。この結果、株安・債券高となりました。なお、市場では、「利下げだけでは事態打開には不十分で、次の一手は財政出動しかない」との主張が多いようです。
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