16日の海外動向と本日の相場見通し 米国大幅安・円高を嫌気も、日経は下げ渋り期待
16日のNYダウは大幅反落、前週末比2997.10ドル安の20188.52ドルでした。下げ幅は12日の2352ドルを上回り、過去最大。下落率は1987年10月19日のブラックマンデーの22.61%安以来の大きさでした。ナスダック総合株価指数は前週末比970.283ポイント安の6904.592ポイントで、米メディアによると1日の下落率としては過去最大でした。トランプ氏が16日午後の記者会見で、新型コロナ感染の最悪期が「8月まで延びる可能性がある」と述べたことや、米景気についても「おそらく後退に向かっている」と指摘したことが嫌気されました。NY原油先物相場は大幅反落、WTI期近の4月物は前週末比3.03ドル安の1バレル28.70ドルでした。NY円相場は3日ぶりに大幅反発、前週末比2円20銭円高・ドル安の1ドル=105円80~90銭でした。
米国株の大幅安や、円高を受け、本日の日経平均は大幅に下落する見通しです。想定レンジは16700円±500円程度です。なお、時間外でE-mini Dowが170ドル高(日本時間8時)で推移するなど、下げ渋っています。このため、日経平均にも売り一巡後は、売り方からの買い戻しや、押し目買いが見込めるでしょう。
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