20日の海外動向と本日の見通し 米株安・原油先物安で日経は「弱含みもみあい」

21日の大阪ナイトセッション日経平均先物6月物は前日比320円安の19320円、高値は201659分の19620円、安値は210406分の19290円でした。20日のNYダウは3日ぶりに反落、前週末比592.05ドル安の23650.44ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落、同89.41ポイント安の8560.73ポイントでした。NY原油先物相場が史上初のマイナス圏に落ち込み、石油株や資本財株などが売られました。NY原油先物相場は急落、WTI期近の5月物は前週末比55.90ドル安の1バレルマイナス37.63ドルでした。NY円相場は変わらず、前週末比横ばいの1ドル=1075565銭でした。

 

米国株安、原油先物安を受け、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは19300円±250円程度です。ですが、原油先物相場の急落は最終決済目前の5月物に限られたものです。また、前場の相場が軟調なら日銀のETF買いの思惑も強まるでしょう。このため、下値は限定的だとみています。ただし、積極的に上値を追うべき材料も特に見当たりません。結果、日経平均は「弱含みもみあい」で推移するとみています。

 

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