19日の海外動向 NYダウは続落で208.64ドル安、新型コロナ感染再拡大を警戒

20日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比230円安の22280円、高値は19日21時32分の21時32分の22660円、安値は終値。19日のNYダウは3日続落、前日比208.64ドル安の25871.46ドルでした。ナスダック総合株価指数は6日続伸、同3.07ポイント高の9946.12ポイントでした。アリゾナ州やカリフォルニア州などで新型コロナの新規感染者数が過去最高を更新したため、感染再拡大で米経済の正常化が遅れるとの懸念が強まり、売り材料になりました。一方、コロナ感染が拡大しても業績を伸ばせる「With コロナ」銘柄群は買われました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の7月物は前日比0.91ドル高の1バレル39.75ドルでした。NY円相場は3日続伸、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=106円85~95銭でした。

 

19日のVIX指数は前日比2.18(6.62%)高の35.12でした。また、VIX3Mは前日比1.54(4.38%)高の36.68で、VIX/VIX3Mレシオは前日比0.02(2.144%)高の0.96と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。一方、19日の日本では、プット・コールレシオは0.93と前日の1.06から低下しています。下値不安が和らいだ状態で取引を終えています。新高値銘柄数は63、新安値銘柄数は1、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は116.66と、前日の119.81%からやや低下し、過熱とされる120%を下回っており、過熱感が和らいでいます

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線が19日現在水平のため、日経平均は「もみあい(横這いトレンド)」です。転換線も水平です。遅行スパンは26日前よりも上に位置し、雲の上で推移しており、良好な状態です。また、先行スパンのクロスは現在は確認できませんが、直近では6月18日にクロスしたばかりでした。

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