15日の海外動向と本日の相場見通し ナスダック高が下支え要因、菅首相誕生は織り込み済み
16日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比10円安の23310円、高値は15日18時14分の23360円、安値は15日23時25分の23270円でした。15日のNYダウは小幅に3日続伸、前日比2.27ドル高の27995.60ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸、同133.67ポイン高の11190.3ポイントでした。NY原油先物相場は反発、WTI期近の10月物は前日比1.02ドル高の1バレル38.28ドルでした。NY金先物相場は続伸、12月物は前日比2.5ドル高の1トロイオンス1966.2ドルでした。NY円相場は続伸、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=105円40~50銭でした。
15日のVIX指数は前日比0.26(1.01%)安の25.59でした。また、VIX3Mは同0.21(0.69%)安の30.27で、VIX/VIX3Mレシオは同0.00(0.32%)安の0.85と、依然として1を下回っているので米株式相場は良好です。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)<オプション価格を基に計算しますが、目先の相場が上昇する確率を、下落する確率がどれだけ上回っているかを表す。目先の相場が大きく下落する確率が高まると、Skew指数は大きくなる。>は、前日比2.00(1.53%)高の132.95でした。
一方、15日の日本では、プット・コールレシオは2.88と前日の3.02から低下しました。新高値銘柄数は67、新安値銘柄数は1、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は117.03と前日の125.93から低下しました。
なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は15日現在「上向き」継続です。転換線は「上向き」から「水平」に転換しました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上し、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、9月16日です。また、15日現在のMACD(12日-26日)は164.21と前日の141.17から上昇、シグナル(9日)は155.24と前日の155.26からやや低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は8.97と前日の4.57から上昇し、「買い」継続です。
ナスダック総合株価指数が強いため、本日の日経平均は底堅い動きが見込めます。想定レンジは23450円±200円程度です。自民党の菅義偉総裁が新首相に選出される見込みですが、それは市場は織り込み済みで、相場への影響は限定的でしょう。
カブ知恵厳選おすすめ投資顧問
カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。