６日のマザーズの動向と各種テクニカル指標
５月６日の東証マザーズ指数は４月30日終値比17.93（1.49％）安の1183.84と、大幅に３日続落しました。５日移動平均線（６日現在1207.81）、25日移動平均線（同1220.96）、75日移動平均線（同1229.73）全て下回っています。出来高は5571万株、売買代金は1104億円でした。なお、３月９日安値の1113.58が「１番底」、３月18日の1256.51が「ネックライン」、３月25日の1138.11が「２番底」です。そして、４月19日に1263.73と、遂に「ネックライン（1256.51）」をブレイクしました。しかし、現在は、それを割り込んでいます。その一方で、３月９日安値は1113.58であり、2020年12月22日の1125.60とほぼ同水準で「下げ止まり」ました。このため「1113.58と1125.60に挟まれるゾーン」は中期的な下値サポートゾーンといえるでしょう。
日足ベースの一目均衡表では、５月６日現在基準線は「水平」から「上向き」に転換しました。転換線は「下向き」を継続しました。転換線と基準線との関係は「好転」から「逆転」に転換しました。遅行スパンは「26日前の日足」を下回り、「逆転」に転換しました。また、遅行スパンは「雲を下抜け」を継続しました。先行スパンのクロスは、2021年６月10日です。先行スパン２は「水平」を継続しました。また、５月６日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）はマイナス3.65、シグナル（9日）は2.64、ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はマイナス6.29と、「売り」継続です。売り転換は４月22日でした。そして、騰落レシオ（25日）は79.20、新高値銘柄は３、新安値銘柄は35でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は６日です。
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