14日のマザーズの動向と各種テクニカル指標

5月14日の東証マザーズ指数は前日比19.16(1.80%)安の1084.54と、9日ぶりに大幅に反発しました。5日移動平均線(14日現在1104.10)、25日移動平均線(同1197.41)、75日移動平均線(同1219.91)全て下回っています。出来高は7614万株、売買代金は1371億円でした。5月12日に、3月9日の1113.58と、2020年12月22日の1125.60に挟まれた「中期的な下値サポートゾーン」を割り込んだことで、底割れとなり、調整が長期化するリスクが高まっています。

 

日足ベースの一目均衡表では、5月14日現在基準線は「下向き」から「水平」に転換しました。転換線は「下向き」を継続しました。転換線と基準線との関係は「逆転」を継続しました。遅行スパンは「26日前の日足」を下回り、「逆転」を継続しました。また、遅行スパンは「雲下抜け」を継続しました。先行スパンのクロスは、2021年6月10日と2021年6月14日です。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、5月14日現在のMACD(12日-26日)はマイナス32.86、シグナル(9日)はマイナス13.69、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス19.17と、「売り」継続です。売り転換は4月22日でした。そして、騰落レシオ(25日)は66.86、新高値銘柄は3、新安値銘柄は41でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。

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