12月17日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
本日の個別銘柄動向コメント
アスカネット(2438)
12月16日、「マクセル株式会社にてASKA3Dプレートを使用した非接触機器量産開始のお知らせ」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。マクセル株式会社にて開発された空間映像マンマシンインターフェイス「Advanced Floating Man-machine Interface(以下AFMI)」にASKA3Dプレートが採用されたので公表しました。AFMIはASKA3Dプレートを採用することで従来の空間映像表示装置よりも高輝度かつ高精細な空中映像を表示可能にしました。2022年2月より量産開始となります。
コンヴァノ(6574)
12月16日、「株主優待制度の新設に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。(1)対象となる株主は、毎年3月末日の株主名簿に記載または記録された 100 株(1単元)以上を保有している株主を対象とします。(2)株主優待の内容は、対象の株主に対して、一律に同社商品(3000 円相当)を届けます。
フリービット(3843)
12月16日、「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ(会社法第 165 条第2項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得)」を発表しました。これが買い材料視されそうです。取得し得る株式の総数 30万株(上限)(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合:1.57%)、株式の取得価額の総額4億円(上限)、取得期間は2021 年 12 月 17 日~2022 年3月 31 日、取得方法は東京証券取引所における市場買付。
イメージワン(2667)
12月16日、「東京電力ホールディングス株式会社の公募「多核種除去設備等で浄化処理
した水からトリチウムを分離する技術」に対しての進捗状況について」を発表しました。これが買い材料視されそうです。東京電力ホールディングス株式会社の公募「多核種除去設備等で浄化処理した水からトリチウムを分離する技術」に対しての進捗状況について12月16日、本案件の窓口であるナインシグマ・アジアパシフィック株式会社から一次評価結果の連絡が届き、「評価基準を満たすと判断しました。」との内容でした。二次評価からは東京電力ホールディングス株式会社による評価となります。
和心(9271)
12月15日、「新規事業の開始および株式会社 NATTY SWANKY との資本業務提携に関するお知らせ」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。同社は、2021年12月15日に株式会社NATTY SWANKYとの間で、和心の新事業である食肉事業において資本参加を含む業務提携契約を締結しました。世界規模での新型コロナウイルス感染症拡大は、未だ収束の時期が見通せない状況が続いており、消費マインドの回復には一定期間を要すると考えています。既存事業は当該新型コロナウイルスの影響を受けていますが、この市場環境を追い風とすべく、同社では食品事業部を立ち上げ、同事業を2021年第3四半期より開始しています。なお、同事業の開始に際しては、特別に支出する金額は生じていません。新事業のための資金調達及び事業拡大の施策として本資本業務提携を締結することとなりました。同社は食肉卸売のプラットフォーマーとして業界の新たなエコシステムを構築することを目指します。外食産業では通常仕入ルートは個社ごとに確保しており、外食産業同士での融通は行っていません。同社は卸売のプラットフォーマーとして、①各社の仕入を束ねる事及び②各社の余剰仕入分の仕入を行っていきます。①では、各社の仕入を束ねることで仕入量が大きくなり、仕入先(牧場・卸売業者)に対して価格交渉力を持つことが可能となり、同時に価格の安定化を図ることができます。②では、各社が仕入れた商材について、市況により各社で契約量を消化しきれず余剰仕入となる場合で、かつ仕入価格が安い場合には、当社の仲介により、各社の余剰仕入を低価格で融通することが可能となります。NATTY SWANKYの展開するダンダダン酒場の仕入の一部について、同社より仕入を行うことで業務提携を合意しました。また、ダンダダン酒場の仕入について余剰分が生じた場合には同社が仕入れ、他社へ卸売りをすることを検討しています。同社としては売上高の増加につながり、NATTY SWANKYにとっては仕入先の拡充及び仕入価格の低下につながります。NATTY SWANKYが同社に約2000万円の資本参加を予定しています。資本参加の方法については、NATTY SWANKYが同社の第10回新株予約権を所有しているEVO FUNDから、権利行使により取得した株式を市場外で取得することとしています。これにより、同社には当該新株予約権の権利行使に係る価格が払い込まれることを想定しています。
ジオマテック(6907)
12月14日、「三井金属鉱業株式会社と協働で量産体制を整えている次世代半導体チップ実装用特殊ガラスキャリア「HRDP」の海外向け量産出荷開始に関するお知らせ」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。同社は、三井金属鉱業株式会社が事業化を推進している次世代半導体チップ実装用特殊ガラスキャリア「HRDP」に薄膜を提供しています。この度、海外のICチップ実装デバイスメーカー様向けに「HRDP」の量産出荷が始まりました。同社は、2021年1月25日に三井金属が開発した次世代半導体チップ実装用特殊ガラスキャリア付き微細回路形成材料「HRDP」が国内の複合チップモジュールメーカー様向けに量産が開始されたことを公表しました。この度、三井金属は量産採用の第2弾として、海外のICチップ実装デバイスメーカー様向けに、2021年11月より「HRDP」の量産出荷を開始しました。このお客様先では、「HRDP」を用いて、SiPモジュールを5G市場向けや、その他さまざまな先端用途向けで製造し拡販していくことが計画されています。
サンバイオ(4592)
12月15日、「株式会社りそな銀行とのコミットメントライン契約の締結について」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。同社は、現在国内の SB623 慢性期外傷性脳損傷プログラムにおいて、早期の製造販売承認申請を目指し、先駆け審査指定制度の枠組みにおいて独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)との協議を進めています。当該契約による資金使途は、この製造販売承認後を見据え、当該プログラムの市販後の製造・物流・販売体制構築に係る費用に充てる予定です。同日、「2022年1月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」も発表しました。当第3四半期連結累計期間は、SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの承認申請に向けた製造関連の費用が主なものとなり、研究開発費35.46億円を計上した結果、営業損失は47.39億円(前年同期は営業損失41.88億円)、経常損失は30.32億円(前年同期は経常損失48.39億円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は31.15億円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失48.41億円)となりました。
相場観
12月16日の日経平均は前日比606.60円(2.13%)高の29066.32円と、大幅に続伸しました。5日移動平均線(16日現在28607.38円)、25日移動平均線(同28866.54円)、200日移動平均線(同28858.23円)を一気に上抜きました。しかしながら、75日移動平均線(同29095.96円)は下回っています。12月17日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比260円安の28740円、高値は16日20時47分の29150円、安値は17日05時02分の28680円でした。12月16日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は85.86と前日の80.76から上昇しました。新高値銘柄数は44、新安値銘柄数は23でした。また、16日現在のMACD(12日-26日)はマイナス129.52と前日のマイナス186.22から上昇し、シグナル(9日)はマイナス231.56と前日のマイナス251.86から上昇しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は102.05と前日の65.64から上昇しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。
16日のNYダウは反落し、前日比29.79ドル安の35897.64ドルでした。ナスダック総合株価指数も反落し、同385.148ポイント安の15180.435ポイントでした。FRBの金融引き締めの加速を警戒した売りが高PERのハイテク株を中心に出て、相場を押し下げました。
「アップル、ワイヤレスチップ内製化で人材採用-新オフィスで」との報道を嫌気する格好で、16日のナスダック総合株価指数は前日比2.47%安、SOX指数は同4.27%となりました。本日の東京株式市場でも、半導体関連株中心にグロース株が売られる見通しです。本日の日経平均の想定レンジは28750円±300円程度です。
一方、12月16日の東証マザーズ指数は前日比1.07p(0.11%)高の1000.87pと、小幅続伸しました。14日には989.98pまで下落して年初来安値を更新しました。5日移動平均線(16日現在1009.72p)、25日移動平均線(同1087.31p)、75日移動平均線(同1114.72p)、200日移動平均線(同1143.19p)全て下回っています。200日移動平均線については、11月16日に、ようやく上抜きましたが、11月19日にあっさりと割り込みました。ですが、11月22日に再び上回り、11月24日にまた下回りました。出来高は9883万株、売買代金は2144億円でした。
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