12月30日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

本日の個別銘柄動向コメント

アイロムグループ(2372)

12月29日、「当社子会社による抗結核菌ワクチンのインドにおける特許登録に関するお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社の100%子会社である株式会社IDファーマは、基盤技術であるセンダイウイルスベクターを用いた抗結核菌ワクチンについて、インドにおいて特許査定を受け、12月22日付にて登録をしました。本ワクチンの特許登録を行った国は日本、米国、中国、インドネシア、フィリピンに続き6カ国目となります。

 

サスメド(4263)

12月27日、「不眠症治療用アプリに関する塩野義製薬株式会社との販売提携契約締結について」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。本契約に基づき、同社は本アプリの製造販売業者として、本アプリの開発、薬事承認取得及び保険償還に向けた準備を進め、本アプリの日本における独占的販売権を塩野義製薬が獲得します。同社は塩野義製薬から、契約締結に伴う一時金のほか、今後の開発進展などに応じたマイルストン収入として総額最大 47 億円を受領し、また製品上市後の販売額に応じたロイヤリティーを受領します。

 

イメージ情報開発(3803)

12月24日、「業務提携に関するお知らせ」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。同社は、3PLATZ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:神谷和秀、以下「3PLATZ」)との間で業務提携契約を締結いたしました。業務提携の推進事項は、① 3PLATZの新規サービスおよびフィンテックプラットフォームシステムの共同研究開発② 3PLATZの提供するサービスにおける、当社クラウドサービスの利用③ 両社サービスのプロモーションにおける協力、および当社顧客への3PLATZサービスの提供④ 当社の新規クラウドサービス開発における協力。

 

相場観

12月29日の日経平均は前日比162.28円(0.56%)安の28906.88円と、反落しました。5日移動平均線(29日現在28846.69円)、25日移動平均線(同28515.11円)、200日移動平均線(同28830.56円)は上回っています。一方、75日移動平均線(同29043.02円)は下回っています。12月30日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比20円安の28810円、高値は29日18時01分の28900円、安値は30日00時16分の28700円でした。12月29日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は96.10と前日の88.50から上昇しました。新高値銘柄数は52、新安値銘柄数は25でした。また、29日現在のMACD(12日-26日)はマイナス4.30と前日のマイナス24.60から上昇し、シグナル(9日)はマイナス96.41と前日のマイナス110.32から上昇しました。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は92.11と前日の85.72から上昇しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。

 

29日のNYダウは6日続伸し、前日比90.42ドル高の36488.63ドルと、11月8日以来、1カ月半ぶりに過去最高値を更新しました。S&P500種株価指数は反発し、同6.71ポイント高の4793.06ポイントと、過去最高値を更新しました。一方、ナスダック総合株価指数は続落し、同15.508ポイント安の15766.216ポイントでした。新型コロナの変異型「オミクロン型」に関して、重症化リスクは低いとの認識が広がり、株式市場では、米経済成長に大きく影響するものではないとの見方が広がり、消費関連株など景気敏感株が買われました。

 

NYダウやS&P500は上昇したものの、ナスダックが下落したことで、30日大納会の日経平均は膠着し、一進一退の動きになりそうです。年末で市場参加者が減っており、退屈な相場になりそうです。本日の日経平均の想定レンジは28900円±300円程度です。

 

一方、12月29日の東証マザーズ指数は前日比7.83p(0.79%)高の997.82pと、続伸しました。12月21日には942.64pまで下落して年初来安値を更新していました。5日移動平均線(29日現在994.32p)を上回りました。一方、25日移動平均線(同1025.36p)、75日移動平均線(同1096.47p)、200日移動平均線(同1133.77p)全て下回っています。200日移動平均線については、11月16日に、ようやく上抜きましたが、11月19日にあっさりと割り込みました。ですが、11月22日に再び上回り、11月24日にまた下回りました。出来高は1億284万株、売買代金は1731億円でした。

カブ知恵厳選おすすめ投資顧問

カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ