4月19日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
相場観
4月18日の日経平均は前日比293.48円(1.08%)安の26799.71円と、続落しました。5日移動平均線(18日現在26848.67円)、25日移動平均線(同27157.85円)、75日移動平均線(同27241.96円)、200日移動平均線(同28145.63円)全て下回っています。4月19日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比170円高の26920円、高値は19日03時02分の27030円、安値は18日16時39分の26660円でした。18日の騰落レシオ(25日移動平均)は108.28でした。新高値銘柄数は27、新安値銘柄数は223でした。また、18日現在のMACD(12日-26日)は2.43、シグナル(9日)は118.05でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス115.62でした。これは4月6日にマイナス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。
18日のNYダウは小幅に続落し、前営業日の14日比39.54ドル安の34411.69ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落し、同18.721ポイント安の13332.358ポイントでした。ガソリン高が消費の冷え込みにつながるとの見方から消費関連株が売られた一方、金利の上昇を受けて金融株が買われました。
前日の米市場で半導体関連株が上昇したことは追い風です。しかしながら、日米金利差拡大に加え、原油高を背景に日本の貿易赤字が拡大するとの思惑も浮上している状況下、円売り・ドル買いの流れは続く見通しです。日経平均の想定レンジは26900円±300円程度です。その一方、4月13日・14日の上昇で自律反発機運が強まったため、目先は、3月16日と17日とで空けた窓(25824.94円~26152.89円)埋めを意識する必要はなさそうです。一方、上値メドに関しては、3月25日の28338.81円から4月12日の26304.08円までの下げ幅2034.73円の半値戻しの27321.45円が意識されそうです。ちなみに、75日移動平均線は18日現在27241.96円です。
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