5月16日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

5月13日の日経平均は前日比678.93円(2.64%)高の26427.65円と、大幅反発しました。5日移動平均線(13日現在26175.29円)を上回りました。一方、25日移動平均線(同26806.51円)、75日移動平均線(同26860.38円)、200日移動平均線(同27997.82円)全て下回っています。5月14日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比220円高の26610円、高値は14日01時13分の26680円、安値は13日18時53分の26370円でした。13日の騰落レシオ(25日移動平均)は81.71でした。新高値銘柄数は53、新安値銘柄数は159でした。また、13日現在のMACD(12日-26日)はマイナス223.83、シグナル(9日)はマイナス132.31でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス91.51でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

13日のNYダウは7日ぶりに反発し、前日比466.36ドル高の32196.66ドルでした。ナスダック総合株価指数は大幅に続伸し、同434.040ポイント(3.8%)高の11805.002と、上昇率は今年最大でした。

 

13日の米国株が大幅高となったことはポジティブです。13日の日米株式市場の大幅高で、両市場ともに短期的な底入れ機運が強まっています。本日の日経平均の想定レンジは先物のナイトセッションでの取引レンジ(26370円~26680円)内での推移となるとみています。なお、前日の12日、米国では、株価の大幅下落で信用取引の買い主体にはマージンコール(追証)が発生しているとみられ、損失覚悟の投げ売りが出ていたようです。12日のわが国も同様でした。このため、信用買い残の積み上がった銘柄群に関しては、やれやれ売りが出てくる見通しです。

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