6月22日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
相場観
6月21日の日経平均は前日比475.09円(1.84%)高の26246.31円と、3日ぶりに大幅反発しました。5日移動平均線(21日現在26147.58円)を上抜きました。一方、25日移動平均線(同27026.79円)、75日移動平均線(同26832.62円)、100日移動平均線(同26881.10円)、200日移動平均線(同27904.17円)全て下回っています。6月22日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比250円高の26480円、高値は終値、安値は21日16時30分の26280円でした。21日の騰落レシオ(6日移動平均)は66.17でした。新高値銘柄数は20、新安値銘柄数は14でした。また、21日現在のMACD(12日-26日)はマイナス201.28、シグナル(9日)は84.08でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス285.36でした。これは6月14日にマイナス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、6月21日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日は6つ)が点灯している状況です。
21日のNYダウは3日ぶりに反発し、前営業日の17日比641.47ドル高の30530.25ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸し、17日比270.952ポイント高の11069.302ポイントでした。短期的な自律反発を見込んだ買いが入りました。また、ビットコインが18日に節目の2万ドルを割り込んで急落した後、値を戻していることもリスクアセットの買い材料となりました。
3連休明け21日の米国株式市場が大幅高となったことは、本日の日本株にポジティブです。6月20日の前引けの日経平均は、前週末比428.32円安でしたが、後場は下げ幅を縮め、結局、同191.78円安に着地したことから、25500円から25800円のゾーンでは、売り方の買い戻しや、底値狙いの買いが見込めることが確認できました。また、昨日の上昇で5日移動平均線を上抜きました。これで短期需給も好転しました。昨日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比2.20(8.40%)の24.00でした。本日の日経平均の想定レンジは前日終値26246.31円±400円程度です。
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