６月28日　カブ知恵　モーニングミーティング議事録

相場観

６月27日の日経平均は前週末比379.30円（1.43％）高の26871.27円と、大幅に３日続伸しました。５日移動平均線（27日現在26386.07円）、75日移動平均線（同26852.71円）、100日移動平均線（同26858.92円）は上回っています。一方、25日移動平均線（同26971.97円）、200日移動平均線（同27876.28円）は下回っています。６月28日の大阪証券取引所における日経平均先物９月物の夜間取引終値は前日比80円安の26690円、高値は27日17時02分の26950円、安値は27日22時48分の26660円でした。27日の騰落レシオ（６日移動平均）は154.44でした。新高値銘柄数は53、新安値銘柄数は３でした。また、27日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）はマイナス185.89、シグナル（9日）はマイナス141.32でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）はマイナス44.56でした。これは６月14日にマイナス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は3日です。ちなみに、６月27日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「１つ」（前日は２つ）、「天井確認10項目」のうち「４つ」（前日はゼロ）が点灯している状況です。

27日のＮＹダウは３日ぶりに反落し、前週末比62.42ドル安の31438.26ドルでした。ナスダック総合株価指数も３日ぶりに反落し、同83.069ポイント安の11524.551ポイントでした。利益確定売りが優勢でした。ただし、今週は月末と四半期末が重なり、機関投資家の資産配分見直しに伴う買いにより、300億ドル以上の資金流入が見込めるとの一部金融機関の試算もあり、底堅い動きでした。

27日の米国株高は、本日の日本株にややネガティブです。ですが、テクニカル的に、日経平均は6月21日の上昇で５日移動平均線を上抜き、27日まで連日上回ったままです。短期需給が好転しています。目先は、上方に位置する25日移動平均線（27日現在26971.97円）を目指す見通しです。27日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前週末比0.35（1.52％）安の22.73でした。本日の日経平均の想定レンジは前日終値26871.27円±400円程度です。

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