8月16日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

8月15日の日経平均は前週末比324.80円(1.14%)高の28871.78円と、大幅続伸しました。5日移動平均線(15日現在28297.46円)、25日移動平均線(同27581.96円)、75日移動平均線(同27022.56円)、100日移動平均線(同27114.30円)、200日移動平均線(同27546.34円)全て上回っています。16日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比20円高の28880円、高値は16日04時21分の28900円、安値は15日21時46分の28620円でした。15日の騰落レシオ(6日移動平均)は137.32%でした。新高値銘柄数は112、新安値銘柄数は7でした。また、15日現在のMACD(12日-26日)は395.38、シグナル(9日)は333.05でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は62.33でした。これは8月12日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、15日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「5つ」(前日は4つ)が点灯している状況です。

 

15日のNYダウは4日続伸し、前週末比151.39ドル高の33912.44ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸し、同80.867ポイント高の13128.053ポイントでした。インフレがピークアウトし、FRBが利上げペースを緩めるとの見方から、リスクアセットである株式が買われました。

 

本日は、前日の米国株高を好感した買いが寄付き段階から見込まれます。日経平均については、テクニカル的には、15日時点で5日移動平均線を上回っており、5日移動平均線自体も上向きを続けています。なお、5日移動平均線が上向きを続けるためには、本日終値が8月8日の28249.24円を上回る必要があります。本日は、上値では利食いが出てくる見通しのため、日経平均は15日終値28871.78円アラウンドで膠着するとみています。ただし、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は堅いともみています。15日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前週末比0.67(3.64%)高の19.06でした。本日の日経平均の想定レンジは15日終値28871.78円±400円程度です。

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