8月25日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

8月24日の日経平均は前日比139.28円(0.49%)安の28313.47円と、5日続落しました。5日移動平均線(24日現在28686.64円)を下回っています。これは8月19日に下回りました。一方、25日移動平均線(同28181.42円)、75日移動平均線(同27220.66円)、100日移動平均線(同27184.07円)、200日移動平均線(同27541.99円)全て上回っています。25日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比120円高の28440円、高値は25日00時53分の28530円、安値は24日16時35分の28240円でした。24日の騰落レシオ(6日移動平均)は97.10%でした。新高値銘柄数は40、新安値銘柄数は4でした。また、24日現在のMACD(12日-26日)は381.62、シグナル(9日)は435.63でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス54.01とマイナス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、24日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日はゼロ)が点灯している状況です。

 

24日のNYダウは4日ぶりに反発し、前日比59.64ドル高の32969.23ドルでした。ナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発し、同50.227ポイント高の12431.528ポイントでした。短期的な自律反発狙いの買いや、押し目買いが入りました。

 

本日の日経平均については、前日の米国株の反発を好感する買いは見込めます。しかしながら、エヌビディアが24日夕に発表した8~10月期の売上高見通しが市場予想を大幅に下回ったことで、時間外取引で株価が下落していることは、半導体関連にネガティブに作用するでしょう。また、24日のNY債券市場で長期債相場は4日続落し、米10年物国債利回りは前日比0.06%高い3.10%で取引を終えました。この米金利高も、グロース株に逆風です。ただし、日米金利差の拡大を手掛かりに円が売られ、24日のNY円相場は反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=137円05~15銭で取引を終えたことは、我が国外需株にポジティブです。そしてこれは、日経平均の下支え材料です。また、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は下値で堅いとみています。テクニカル的には、19日から5日移動平均線を下回り、24日も下回ったままです。また、5日移動平均線自体は22日に下向きに転じたままです。なお、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が8月18日の28942.14円を上回る必要があります。ハードルは高いです。24日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.09(0.45%)安の19.97でした。本日の日経平均の想定レンジは24日終値28313.47円±400円程度です。

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