9月20日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
9月16日の日経平均は前日比308.26円(1.11%)安の27567.65円と、大幅に反落しました。5日移動平均線(16日現在28083.78円)、25日移動平均線(同28254.83円)を下回っています。一方、75日移動平均線(同27517.15円)、100日移動平均線(同27312.96円)、200日移動平均線(同27412.12円)は上回っています。9月17日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は変わらずの27350円、高値は16日19時46分27360円、安値は16日22時25分の27210円でした。16日の騰落レシオ(6日移動平均)は94.02%でした。新高値銘柄数は44、新安値銘柄数は45でした。また、16日現在のMACD(12日-26日)はマイナス28.34、シグナル(9日)はマイナス7.73でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス20.60でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、16日時点の当社の「大底確認10項目のうち「2つ」(前日はゼロ)が点灯している状況です。
19日のNYダウは3日ぶりに反発し、前週末比197.26ドル高の31019.68ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発し、同86.616ポイント高の11535.020ポイントでした。米10年物国債利回りが前週末比0.06%高い3.51%に上昇すし、6月に付けた今年の最高である3.49%を上回り、2011年4月以来の高水準を付けたものの、その後、3.5%を下回り、上昇が一服したことが好感され、株式が買い戻されました。
本日の東京株式市場については、19日の米株の反発がポジティブ材料です。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は9月15日に下向きに転じました。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月12日の28542.11円を上回る必要があります。ハードルは高いです。16日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.84(4.16%)高の21.02でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは16日終値27567.65円±400円程度です。19日のシカゴ日経平均先物12月限の清算値は27490円でしたので、これを意識した取引開始となる見通しです。
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