12月14日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

12月13日の日経平均は前日比112.52円(0.40%)高の27954.85円と、反発しました。5日移動平均線(13日現在27791.80円)、25日移動平均線(同27946.64円)、75日移動平均線(同27551.73円)、100日移動平均線(同27695.63円)、200日移動平均線(同27224.65円)全て上回っています。12月14日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比80円高の27970円、高値は13日22時30分の28260円、安値は13日17時08分の27880円でした。13日の騰落レシオ(6日移動平均)は116.75%でした。新高値銘柄数は50、新安値銘柄数は10でした。また、MACD(12日-26日)は56.60、シグナル(9日)は110.25でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス53.64でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

13日のNYダウは続伸し、前日比103.60ドル高の34108.64ドルでした。ナスダック総合株価指数も続伸し、同113.076ポイント高の11256.814ポイントでした。朝方発表の11月のCPIは前年同月比7.1%上昇と、上昇率は10月の7.7%から大幅に縮小し、市場予想の7.3%も下回りました。これが好感されました。

 

13日の米国株が堅調だったため、本日の東京株式市場も堅調に推移する見通しです。日経平均については、5日移動平均線自体が12月9日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が12月7日の27686.40円を下回る必要があります。ハードルが低いため、下向きに転じることはなさそうです。12月13日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.17(0.91%)高の18.95でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは12月13日終値27954.85円±400円程度です。グロース株については、当面は、ナスダックの動向に加え、ANYCOLOR(5032)の株価動向が左右するとみています。同社株が底打ち(リバウンド)するようならグロース市場のムードは好転、下げ渋り(横ばい)なら中立要因、下落継続ならムードは悪化する見通しです。その影響は、直近IPOや、人気グロース株に顕著に出るとみています。ちなみに、13日の同社株の終値は前日比200円(2.56%)安の7620円でした。なお、例年12月相場に関しては、個人投資家からの節税売りが断続的に出る見込みのため、チャートが崩れ(株価が25日移動平均線を下回って、且つ25日移動平均線が下向き等)、信用買い残が積み上がっている、6月~7月が高値で今後、信用高値絶対期日を迎える銘柄群は、少なくとも、年内受け渡し最終日の12月28日を通過するまでは、アンタッチャブルだと思います。

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