12月26日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
12月23日の日経平均は前日比272.62円(1.03%)安の26235.25円と、大幅に反落しました。5日移動平均線(23日現在26587.30円)、25日移動平均線(同27685.08円)、75日移動平均線(同27441.85円)、100日移動平均線(同27649.89円)、200日移動平均線(同27244.54円)全て下回っています。12月24日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比70円高の26220円、高値は23日22時44分の26290円、安値は23日23時36分の26060円でした。23日の騰落レシオ(6日移動平均)は50.23%でした。新高値銘柄数は31、新安値銘柄数は105でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス318.68、シグナル(9日)はマイナス71.71でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス246.97でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は9日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「7つ」(前日は5つ)が点灯している状況です。
23日のNYダウは反発し、前日比176.44ドル高の33203.93ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発し、同21.744ポイント高の10497.863ポイントでした。朝方発表の11月の米PCEのコア指数が前年同月比4.7%上昇と伸び率は市場予想の4.6%より大きかったことは嫌気されました。しかし、12月の米消費者態度指数(確報値)で消費者が予想する1年先のインフレ率が1年半ぶりの低水準となったことで、株式が買われました。
日経平均については、5日移動平均線自体が12月16日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が12月19日の27237.64円を上回る必要があります。ハードルが高いため、下向きを維持することになりそうです。12月23日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.64(3.27%)高の20.20でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは12月23日終値26235.25円±400円程度です。グロース株については、当面は、ナスダックの動向に加え、ANYCOLOR(5032)の株価動向が左右するとみています。同社株が底打ち(リバウンド)するようならグロース市場のムードは好転、下げ渋り(横ばい)なら中立要因、下落継続ならムードは悪化する見通しです。その影響は、直近IPOや、人気グロース株に顕著に出るとみています。ちなみに、15日に決算を発表した同社株の夜間取引終値は通常取引終値比820円(10.99%)安の6640円、23日終値は前日比210円安の5500円でした。なお、例年12月相場に関しては、個人投資家からの節税売りが断続的に出る見込みのため、チャートが崩れ(株価が25日移動平均線を下回って、且つ25日移動平均線が下向き等)、信用買い残が積み上がっている、6月~7月が高値で今後、信用高値絶対期日を迎える銘柄群は、少なくとも、年内受け渡し最終日の12月28日を通過するまでは、アンタッチャブルだと思います。
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