本日の急落は正直意外でしたし、その幅も想定を超えました
後場の急落時に、レバレッジETFを、引け成りで買い向かうことも、一瞬頭を過ぎりました。しかし、既にレバレッジ1倍程度ですし、ここは無理をせずやり過ごすことにしました。確かに、日経平均に関しては、先週末時点で、1月28日~2月3日に向けて16000円割れを想定はしていました。ですが、メインの想定は、いったんリバウンドをみた後、最大でその水準に達するというものでしたので、本日の急落は正直意外でしたし、その幅も想定を超えました。本日の値動きが、自分の想定と、大幅に違う動きになったため、シナリオを練り直す必要があると考え、様子見を貫きました。
なお、本日の日経平均に関しては、「黒田バズーカ第2弾」が発射された、2014年10月31日の16413.76円以来およそ1年3カ月ぶり安値に沈みました。調整は値幅的には十分との認識です。また、本日、後場後半の個別銘柄のブン投げられ方は、まさに大底圏特有の動きでした。その意味では、昨年12月から執拗に続いている下落も最終局面に入っており、日経平均の下落余地は限定的とみています。
今後、日米欧の中央銀行の会合が相次ぎます。21日にECBの定例理事会、26~27日にFOMC、28~29日に日銀の金融政策決定会合があります。これら一連の会合で、市場フレンドリーな対応がなされるようなら、投資家がリスクオンになる可能性があるので、注目しておきたいと思います。
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