1月30日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

1月27日の日経平均は前日比19.81円(0.07%)高の27382.56円と、小幅ながら反発しました。5日移動平均線(27日現在27269.11円)、25日移動平均線(同26450.88円)、75日移動平均線(同27194.30円)、100日移動平均線(同27236.84円)、200日移動平均線(同27220.17円)全て上回っています。1月28日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比50円高の27410円、高値は28日05時10分の27480円、安値は27日22時59分の27280円でした。27日の騰落レシオ(6日移動平均)は213.58%でした。新高値銘柄数は56、新安値銘柄数は0でした。また、MACD(12日-26日)は89.84、シグナル(9日)はマイナス135.59でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は225.43でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「6つ」(前日は7つ)が点灯している状況です。

 

27日のNYダウは6日続伸し、前日比28.67ドル高の33978.08ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸し、同109.297ポイント高の11621.710ポイントでした。2022年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数のコア指数が前年同月比4.4%上昇と、11月の4.7%から鈍ったことが好感されました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が1月20日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が1月23日の26906.04円を下回る必要があります。1月27日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.29(1.68%)安の17.00でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは1月27日終値27382.56円±400円程度です。27日の騰落レシオ(6日移動平均)は213.58%と、前日の178.73%から上昇し、引き続き短期的には過熱しています。このため利食い売りも出るでしょう。しかしながら、膨らむ評価損に焦る売り方の買い戻しも入ることで、踏み上げ相場的な雰囲気は継続しそうです。27日に続き、高値もみ合いを想定します。ちなみに、25日の安値は27175.88円でした。足元では、75日移動平均線(25日現在27190.12円)がサポートとして意識されているようです。今後、同線を終値で割り込むようだと、それは調整入りのサインとなるかもしれないと考えています。

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