28日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高を好感、日経平均は３日ぶりに反発へ
29日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比130円高の22630円、高値は29時05時22分の22650円、安値は28日16時30分の22500円でした。28日の米国株式市場では主要3指数が最高値を更新しました。ＮＹダウは３日続伸し、前日比255.93ドル）高の23836.71ドと21日以来１週間ぶりに最高値を更新しました。米上院予算委員会が上院共和党が提出した税制改革案を可決したことが好感されました。また、次期ＦＲＢ議長に指名されたパウエル理事が上院銀行委員会の公聴会で、中小銀行を中心とした金融規制の緩和に理解を示したため、銀行株が買われました。ＮＹ原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の2018年１月物は前日比0.12ドル安の１バレル57.99ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝111円40～50銭、前日比35銭円安・ドル高でした。
米国株高を追い風に、本日の日経平均は3日ぶりに反発する見通しです。想定レンジは22650円±150円程度です。北朝鮮が日本時間29日未明、弾道ミサイルを発射しましたが、事前にある程度織り込まれていたこともあり、その影響は限定的でしょう。ただし、円相場が1ドル＝111円台の円高水準で推移しているため、日経平均の上値は重そうです。
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