5月11日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
10日の日経平均は前日比120.64円(0.41%)安の29122.18円と反落しました。5日移動平均線(10日現在29119.20円)、25日移動平均線(同28444.50円)、75日移動平均線(同27828.01円)、100日移動平均線(同27524.07円)、200日移動平均線(同27598.02円)全て上回っています。11日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比90円安の29050円、高値は10日22時14分の29230円、安値は11日02時39分の28890円でした。10日の騰落レシオ(6日移動平均)は169.39%でした。新高値銘柄数は278、新安値銘柄数は17でした。また、MACD(12日-26日)は330.49、シグナル(9日)は284.71でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は45.78でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが4つ(前日は5つ)が点灯している状況です。
10日のNYダウは3日続落し、前日比30.48ドル安の33531.33ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は反発し、同126.89ポイント高の12306.44ポイントでした。12日に再び協議するとはいえ、バイデン米大統領が9日夕に和党のマッカーシー下院議長らと連邦債務の上限引き上げについて協議したが、目立った進展がなかったことが上値圧迫材料でした。ちなみに、4月のCPIは、前月比の上昇率が0.4%と市場予想と一致し、エネルギー・食品除くコア指数の伸びは0.4%と3月の実績や市場予想と同じでした。
日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が5月1日の29123.18円を下回る必要があります。10日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.32(2.03%)高の16.09でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは10日終値29122.18円±400円程度です。
4月17日から5月10日まで、25日移動平均線が、15日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で4月3日の28188.15円を下回ることが必要です。ちなみに、4月28日の日経平均は、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化し、5月10日時点でも、これが維持されています。本日以降、日経平均が5日移動平均線を下回るようだと、「短期的な調整入り」のサインとなるかもしれないとみていますが、25日移動平均線が下向きに転じない限り、中期的な強気相場は続くと考えています。
カブ知恵厳選おすすめ投資顧問
カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。