５月30日　カブ知恵　モーニングミーティング議事録

＜本日の注目銘柄＞

ユークス（4334）

パブリッシング事業分野において、DCコミックスのキャラクターをテーマにしたオンライン・トレーディングカードゲーム「DCデュアルフォース」を制作中であり、2023年夏リリース予定です。これが注目ポイントです。「DCデュアルフォース」は全世界で歴史的人気を誇るDCコミックスのキャラクターをテーマにしたアメコミファン待望のトレーディングカードゲームです。

また、新進気鋭の米国プロレス団体である「All Elite Wrestling」（略称「AEW」）から開発受託した、同団体をモデルとしたプロレスゲーム“AEW: Fight Forever”のTHQ Nordicからの発売が決定し、2023年のリリースが予定されています。そして、自社オリジナル技術であるARライブシステム「ALiS ZERO」は、引き続き複数のライブ開催に寄与しています。さらに、パチンコ・パチスロ分野においては、引き続き複数タイトルの画像開発プロジェクトを受託しており開発が順調に進行しています。

なお、2024年１月期通期連結業績は、売上高は79.23億円（前期比84.3％増）、営業利益は16.15億円（同70.4％増）、経常利益は16.22億円（同48.5％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は11.92億円（同35.0％増）と、大幅増収・大幅増益の見通しです。

＜本日の監視銘柄群＞

ソフトバンクグループ（9984）、アドバンテスト（6857）、ispace(9348)、ソシオネクスト（6526）、ティアンドエス（4055）、Abalance（3856）、enish(3667)

＜前日の東京株式市場＞

29日の日経平均は前週末比317.23円（1.03％）高の31233.54円と３日続伸しました。５日移動平均線（29日現在30918.29円）、25日移動平均線（同29636.02円）、75日移動平均線（同28376.30円）、100日移動平均線（同27958.82円）、200日移動平均線（同27783.38円）全て上回っています。30日の大阪証券取引所における日経平均先物６月物の夜間取引終値は前日比20円安の31280円、高値は29日16時30分の31380円、安値は29日20時02分の31210円でした。29日の騰落レシオ（６日移動平均）は73.74％でした。新高値銘柄数は161、新安値銘柄数は55でした。また、ＭＡＣＤ（12日－26日）は696.69、シグナル（9日）は622.02でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）は74.67でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は２日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが３つ（前日は２つ）が点灯している状況です。

＜前日の米国金融市場＞

５月29日の米株式市場は、「メモリアルデー」の祝日で休場でした。

＜本日の東京株式市場の見通し＞

５月29日の東京外国為替市場で円相場は５日続落しました。一時は１ドル＝140円91銭まで円は対ドルで下落しました。この「円安」を好感する形で、本日の東京株式市場でも、主力の輸出関連が買われ、日経平均等の株価指数をサポートする見通しです。ただし、過熱感も否めないため、上値では利食い売りが出続けることでしょう。その一方で、押せば、担がれている売り方の買い戻しが入るため、底堅い相場が続くとみています。

＜日経平均テクニカル分析＞

日経平均については、５日移動平均線自体が４月28日に上向きに転じました。本日以降、５日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が５月23日の30957.77円を下回る必要があります。

4月17日から５月29日まで、25日移動平均線が、28日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で4月20日の28657.57円を下回ることが必要です。

ちなみに、５月26日に、「日経平均が５日移動平均線を上回り、且つ、５日移動平均線自体が上向き」に変化しました。このため、「日経平均が５日移動平均線を下回り、且つ、５日移動平均線自体が下向き」の状況に変化するまで、上昇トレンドが継続するとみています。突発的な悪材料が飛び出さない限り、6月９日のメジャーＳＱまでは「強気見通し」です。

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