6月2日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>
ニューラルグループ(4056)
旧ニューラルポケット。2023年6月1日付で「ニューラルポケット株式会社」から「ニューラルグループ株式会社」に商号を変更しました。

デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー・メディア・通信(TMT)業界の収益(売上高)に基づく成長率のランキング、「Technology Fast 50 2022 Japan」において、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率214.3%を記録し、50位中10位を受賞しました。これが注目ポイントです。

なお、同社は、2023 年 4 月 26 日開催の取締役会において、ソニーグループ (6758)傘下のソニー株式会社との間で業務提携契約と株式引受契約を締結すること並びにソニーに対する第三者割当による新株式の発行を行うことを決議しました。同社及びソニーは、(A)サイネージ関連事業、(B)AI を利用した人体の態度検知関連事業、(C)人材育成及び人材交流における業務提携を行います。また、これらに加え、ソニー及び同社グループの提携の更なる深化に関する検討及び協議を進めます。

同社グループは、独自の深層学習技術を活用したエッジ AI カメラの活用を中心に、リアル空間のデジタル化による社会課題の解決を目指しています。全国で官民の双方において数々の商業施設、駐車場、物流施設に AI カメラを中心に導入してきました。ソニーとの協業を通じ、両社の保有する幅広い技術・プロダクト、販売ネットワーク・営業ネットワークを活用し、更なる拡販やビジネスモデルの刷新を含む事業開発を進め、サイネージ関連事業の一層の拡大を目指していく方針です。

<本日の監視銘柄群>
Abalance(3856)、ANYCOLOR(5032)、enish(3667)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、ソシオネクスト(6526)、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、メルカリ(4385)

<前日の東京株式市場>
1日の日経平均は前日比260.13円(0.84%)高の31148.01円と反発しました。5日移動平均線(1日現在3102.78円)、25日移動平均線(同29937.97円)、75日移動平均線(同28516.14円)、100日移動平均線(同28113.41円)、200日移動平均線(同27830.95円)全て上回っています。6月2日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比240円高の31390円、高値は2日04時14分の31440円、安値は1日22時02分の31180円でした。1日の騰落レシオ(6日移動平均)は61.49%でした。新高値銘柄数は41、新安値銘柄数は128でした。また、MACD(12日-26日)は666.36、シグナル(9日)は679.05でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス12.69でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。

<前日の米国金融市場>
1日のNYダウは3日ぶりに反発し、前日比153.30ドル高の33061.57ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発し、同165.70ポイント高の13100.98ポイントでした。民主党のシューマー院内総務が1日、連邦政府の債務上限を停止する法案の採決を急ぐ姿勢をみせていると伝わったことで、米国債のデフォルトといった最悪の事態を避けられるとの見方が強まり、株が買われました。

<本日の東京株式市場の見通し>
1日の米国株式相場が堅調だったため、本日の日本株も堅調に推移しそうです。引き続き、押せば、担がれている売り方の買い戻しが入る見込みのため、下がり難い相場展開は続くとはみています。1日のSOX指数は1.55%高でした。半導体関連中心に、値嵩ハイテク株が日経平均を押し上げる見通しです。

<日経平均テクニカル分析>
日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が5月26日の30916.31円を下回る必要があります。

4月17日から6月1日まで、25日移動平均線が、31日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で4月25日の28620.07円を下回ることが必要です。

ちなみに、5月31日に、「日経平均が5日移動平均線を下回ったものの、5日移動平均線自体は上向き」に変化しましたが、翌6月1日に、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化しました。今後は、「日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き」の状況に変化するまでは、上昇局面が続くとみています。ただし、今後も、日経平均が5日移動平均線を挟んで推移する可能性は低くはないともみています。

6月1日の東証グロース市場指数は前日比0.38p(0.04%)安の951.23pでした。5日移動平均線(1日現在942.63p)と25日移動平均線(同948.66p)を上回っています。一方、75日移動平均線(同959.28p)は下回っています。5日移動平均線は、5月31日に上昇に転じました。本日、下向きに転じるには、5月26日の924.92pを下回る必要があります。25日移動平均線は5月23日から8日連続で下降しています。本日上向きに転じるには、4月25日の953.38pを上回る必要があります。そして、75日移動平均線は、5月12日から15日連続で下降しています。本日上向きに転じるには、2月10日の991.06pを上回る必要があります。

「東証グロース市場指数が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線が上向き」に転じるようならば、短期的なリバウンド狙いのグロース市場への資金流入が期待できるとみていましたが、相場環境を総合的に考慮すると、25日移動平均線が安定的に上昇しないと、短期資金の流入は厳しいと、リバウンド発生のハードルを上げておきたいと思います。

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