28日の日経平均は前日比122.47円安の17,041.45円
28日の日経平均は前日比122.47円安の17,041.45円、高値は17,235.44円、安値は16,942.13円。東証1部の出来高は21億4539万株、売買代金は2兆3772億円、値上がり銘柄数は753銘柄、値下がり銘柄数は1095銘柄、変わらずは87銘柄。日経平均は大幅反発。
前場の日経平均は続伸。注目が集まっていた米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文発表後に3月の利上げ観測を後退させるような内容ではなかったとの見方が強く米国市場が急落、これを受けて日経平均も売り先行のスタートとなった。ただ、売り一巡後は円相場が1ドル=118円台後半で円安・ドル高方向に推移したことを好感、押し目買い、買い戻しが入りプラス圏に切り返す動きとなった。また、金融政策決定会合は29日に控えており、追加緩和期待への思惑も。
後場の日経平均は再びマイナス圏に。前場は大幅安から一転してプラスに転換する場面もあったが、後場は再び売り優勢となりマイナス転換。一巡後は下げ渋る場面も大引けにかけては見送りムード。明日の金融政策決定会合の結果公表を控え方向感に乏しい動きとなった。
東証33業種では、水産・農林業、食料品、空運業、情報・通信業、ゴム製品が値上がした。一方、値下がりは、鉄鋼、鉱業、海運業、電気機器、非鉄金属が値下がりした。個別では、東証1部の値上が率トップはベリサーブ(3724)、2位はオルトプラス(3672)、3位はenish(3667)。一方、値下がり率トップは日本航空電子工業(6807)、2位はアルプス電気(6770)、3位はオービックビジネスコンサルタント(4733)。
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