8月25日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
<本日の注目銘柄>
コロワイド(7616)
好業績が注目ポイントです。2024年3月期第1四半期連結累計期間の連結業績については、売上収益が572.43億円(前年同四半期比11.6%増)、事業利益は20.68億円(前年同四半期は1.57億円の利益)、四半期利益が25.20億円(前年同四半期は3200万円の利益)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は20.69億円(前年同四半期は1.00億円の利益)でした。
回復著しいインバウンド需要に対しては、引続き国内外の旅行業者と提携してパッケージツアーにおける食事の場を提供しており、この施策による一店舗当たりの売上収益はコロナ禍前の水準まで回復しました。また、物流事情の深刻化が懸念される「2024年問題」に対処する為、食材配送頻度の最適化や配送拠点の集約に努め、当第1四半期連結累計期間においては、配送拠点数を全国16拠点から13拠点に集約しました。
海外の外食事業については、それぞれの国・地域において親和性の高い業態を積極的に出店しています。具体例を挙げると、中国・香港・台湾では牛角及びその派生業態、しゃぶしゃぶ温野菜を出店しました。また堅調な成長を続けるインドネシアでは牛角及びかっぱ寿司を出店する等、需要獲得に向けた活動が進んでいます。
中期ミッションの一つである給食事業に関しては、事業所や大学からの運営受託の拡大を進めており、またステーキ宮の監修メニューを提供する等、グループインフラの一層の活用にも取組んでいます。
<前日の東京株式市場>
24日の日経平均は前日比276.95円(0.87%)高の32287.21円と4日続伸しました。5日移動平均線(24日現在31834.12円)、75日移動平均線(同32102.22円)を上回っています。一方、25日移動平均線(同32335.10円)は下回っています。8月25日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比530円安の31690円、高値は24日17時05分の32210円、安値は25日05時35分の31660円でした。24日の騰落レシオ(6日移動平均)は128.09%でした。新高値銘柄数は129、新安値銘柄数は3でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス179.67、シグナル(9日)はマイナス175.39でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス4.28でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが1つ(前日は2つ)、「天井確認10項目」のうちが2つ(前日はゼロ)が点灯している状況です。
<前日の米国金融市場>
24日のNYダウは大幅反落し、前日比373.56ドル安の34099.42ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は4日ぶりに大幅反落し、同257.06ポイント安の13463.97ポイントでした。24日発表の週間の米新規失業保険申請件数は23万件と市場予想の24万件を下回ったことで、FRBの金融引き締めが長期化するとの観測が強まり、株式が売られました。一方、債券は売られ、10年物国債利回りは前日比0.04%高い4.23%で取引を終えました。
<本日の東京株式市場の見通し>
24日の米国株安を嫌気した売りが先行し、本日の日経平均は軟調に推移する見通しです。ただし、売り一巡後は、FRBのパウエル議長が25日午前10時05分(日本時間23時05分)に国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演するため、売り買いともに手控えられ、様子見ムードが強まるとみています。
<日経平均テクニカル分析>
日経平均については、5日移動平均線は2日連続で上昇しました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が8月18日の31450.76円を下回る必要があります。
25日移動平均線は、15日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で7月20日の32490.52円を上回ることが必要です
「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」になっていますので、調整が継続しているとみています。
24日の東証グロース市場指数は前日比3.15p(0.33%)安の950.12pでした。5日移動平均線(24日現在939.43p)は上回っています。一方、25日移動平均線(同965.92p)、75日移動平均線(同985.66p)は下回っています。5日移動平均線は、2日連続で上昇しています。本日、下向きに転じるには、8月18日の914.15pを下回る必要があります。25日移動平均線は27日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、7月20日の992.53pを上回る必要があります。
今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。
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