9月1日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
<本日の注目銘柄>
ミナトホールディングス(6862)
2024年3月期第1四半期連結業績については、減収でしたが、大幅増益でした。これが注目ポイントです。
2024年3月期第1四半期連結累計期間の売上高は49.18億円(前年同期比18.7%減)でした。利益については、営業利益は3.14億円(同84.7%増)、経常利益は3.41億円(同31.7%増)、 また、クレイトソリューションズの全株式を譲渡したことから関係会社株式売却益12.79億円を計上したこと、 及び、同社の取引先であるFCNT株式会社による民事再生手続き開始申し立てを受け、FCNTに対する債権について 取立不能または取立遅延のおそれが生じたこと、FCNTから受注した取引に関連する棚卸資産について収益性の低下のおそれが生じたことから特別損失(貸倒引当金繰入額および棚卸資産評価損)2.59億円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は9.11億円(同514.3%増)とでした。
2024年3月期業績予想に対する進捗状況については、売上高は21.4%、営業利益は34.9%、経常利益は40.2%、親会社株主に帰属する当期純利益は62.8%です。
<前日の東京株式市場>
8月31日の日経平均は前日比285.88円(0.88%)高の32619.34円と4日続伸しました。5日移動平均線(31日現在32194.80円)、25日移動平均線(同32260.19円)、75日移動平均線(同32287.11円)全て上回っています。9月1日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比120円安の32490円、高値は8月31日23時15分の32690円、安値は9月1日01時49分の32400円でした。8月31日の騰落レシオ(6日移動平均)は177.37%でした。新高値銘柄数は232、新安値銘柄数は3でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス52.98、シグナル(9日)はマイナス171.97でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は118.99でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが5つ(前日は4つ)が点灯している状況です。
<前日の米国金融市場>
30日のNYダウは5日ぶりに反落し、前日比168.33ドル安の34721.91ドルでした。ナスダック総合株価指数は5日続伸し、同15.66ポイント高の14034.97ポイントでした。31日発表の7月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、エネルギー・食品を除くコアが前年同月比4.2%上昇し、市場予想と一致しました。しかし、ダウ構成銘柄に関しては、利食い売りが優勢でした。
<本日の東京株式市場の見通し>
8月31日のNYダウの下落を嫌気した売りが先行し、本日の日経平均は軟調に推移する見通しです。ただし、売り一巡後は、本日9月1日には8月の米雇用統計が発表される予定のため、売り買い共に手控えられる見通しです。おそらく、相場の方向性が出るのは、夏季休暇明けの海外勢が本格的に市場に回帰する、9月4日のレイバーデー明けになるとの見通しに変更はありません。なお、8月18日の31275.25円で短期的に底入れしたとはみています。
<日経平均テクニカル分析>
日経平均については、5日移動平均線は7日連続で上昇しました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が8月25日の31624.28円を下回る必要があります。
25日移動平均線は、20日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で7月27日の32891.16円を上回ることが必要です
日経平均は25日移動平均線を上回っていますが、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」になっていませんので、調整が継続しているとみています。
8月31日の東証グロース市場指数は前日比1.14p(0.12%)安の971.17pでした。5日移動平均線(31日現在965.76p)、25日移動平均線(同962.24p)は上回っています。一方、75日移動平均線(同986.49p)は下回っています。5日移動平均線は、7日連続で上昇しています。本日、下向きに転じるには、8月25日の952.86pを下回る必要があります。25日移動平均線は32日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、7月27日の985.18pを上回る必要があります。
今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。
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