10月3日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

デルソーレ(2876)

好業績が注目ポイントです。2024年3月期第1四半期の売上高は45.81億円(前年同四半期比13.8%増)、営業利益は4.12億円(同154.5%増)、経常利益は4.20億円(同90.6%増)、四半期純利益は2.71億円(同94.3%増)でした。

 

食品事業では、スーパー惣菜・ベーカリー市場の強化、家庭用冷凍ピザの新商品発売等、積極的に家庭用市場の開拓を進めるとともに、コロナ渦により希薄になりがちであった取引先との関係強化、新規販路の獲得に努めました。来年(2024年)の創業60周年を記念して、これまで培った技術やノウハウを結集して開発した本格冷凍ピザ「THE PIZZA」2品を発売しました。また、主力商品であるトルティーヤ、ピタパンを活用した、時短向上と食品ロス削減に資する「#おうちロスプロジェクト」を開始し、レシピ動画サイトやYouTubeを通じても発信しました。海外ビジネスについては、北欧リトアニアの海外パートナー企業との連携を深めヨーロッパの本格的な冷凍パンの販売を強化するとともに、アメリカ産冷凍チーズの販売も積極的に推進しています。また輸出については海外からの引き合いも増加しており、円安を追い風に取引を加速させ、今後は当事業の重要な柱として育成していきます。販売管理面では、売上規模に見合った在庫水準の適正化や、物流効率化の取り組み等を引き続き進めています。この結果、当第1四半期の売上高は38.36億円(前年同四半期比14.1%増)、セグメント利益は5.80億円(同67.7%増)となりました。

 

外食事業では、「京鳥」(焼き鳥・鶏総菜)「おめで鯛焼き本舗」を同社における成長ドライバーとして位置づけ、4月に「京鳥グランデュオ蒲田店」、「おめで鯛焼き本舗イオンモール豊川店」、「おめで鯛焼き本舗アリオ上尾店」、「おめで鯛焼き本舗天王寺MIO店」を出店しました。一方、早期業績回復を目的とした不採算店舗の閉店を積極的に進め、居酒屋・レストラン業態の「燦鶏」3店舗、「をどり」1店舗、「牛傳」1店舗、「ポポラマーマ」1店舗の計6店舗を閉店しました。この結果、当第1四半期の売上高は7.49億円(前年同四半期比12.0%増)、セグメント利益は700万円(同77.0%減)となりました。

<前日の東京株式市場>

2日の日経平均は前週末比97.74円(0.31%)安の31759.88円と、3日続落しました。5日移動平均線(2日現在32035.39円)、25日移動平均線(同32624.90円)、75日移動平均線(同32616.86円)全て下回っています。3日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比230円安の31590円、高値は2日17時05分の31920円、安値は3日03時40分の31480円でした。2日の騰落レシオ(6日移動平均)は68.95%でした。新高値銘柄数は56、新安値銘柄数は45でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス132.27、シグナル(9日)は54.06でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス186.34でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが5つ(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

2日のNYダウは続落し、前週末比74.15ドル安の33433.35ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日続伸し、同88.45ポイント高の13307.77ポイントでした。2日発表の9月の米ISM製造業景況感指数が49.0と、市場予想の48.0を上回ったことで、米長期金利が一時前週末比0.13%高い4.70%と、2007年10月以来の水準に上昇しました。この兆金利の上昇は株式市場の上値圧迫要因でした。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

米経済が底堅いため、米長期金利の上昇続いており、米経済活動を押し下げるとの懸念が強まっています。この影響で、当面の日本株は底値模索を続けるとみています。ですが、逆に言えば「外部環境が改善を待ちながらの買い場探し」とも考えています。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は8日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月26日の32315.05円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、3日ぶりに上昇転換しました。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で8月28日の32169.99円を下回ることが必要です

 

今後に関しては、9月28日に「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったため、調整入りのサインが点灯したと考えます。今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」になるまでは、調整局面が続く見通しです。

 

2日の東証グロース市場指数は前週末比16.38p(1.75%)安の921.74pでした。5日移動平均線(2日現在932.83p)、25日移動平均線(同951.79p)、75日移動平均線(同981.15p)全て下回っています。5日移動平均線は、4日ぶりに下降転換しました。本日、上向きに転じるには、9月26日の930.03pを上回る必要があります。25日移動平均線は5日連続で下降しました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、上向きに転じるには、8月28日の955.95pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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