10月25日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

シダックス(4837)

成長ドライバーとして特に力を入れている学童保育・児童館・子育て支援受託業務においては、多様化する子育てニーズに応えるべく、培ってきたノウハウを活かしたコンテンツ開発に注力し、全国の自治体からの2024年3月期第1四半期時点での受託数は、前年同期比で256箇所増加するなど、大きく成長し続けています。これが注目ポイントです。

 

そして、施設管理・図書館運営及び学校給食受託業務においても、新たな受託運営として、2023年4月に岩手県久慈市の「道の駅いわて北三陸」がオープンするなど、引き続き多くの自治体からの案件を受託し、順調な立ち上がりを見せています。また、図書館アプリの導入など行政支援経験を活かしたサービスによる施設の利便性と運営効率の向上に努めました。以上の結果、運営施設数の増加が大きく寄与し、社会サービス事業の売上高・営業利益ともに二桁成長を遂げ、引き続き好調に推移しています。

 

<前日の東京株式市場>

24日の日経平均は前日比62.80円(0.20%)高の31062.35円と、4日ぶりに反発しました。5日移動平均線(24日現在31358.82円)、25日移動平均線(同31876.69円)、75日移動平均線(同32268.60円)全て下回っています。25日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比110円高31260円、高値は25日05時01分の31290円、安値は24日17時38分の30910円でした。24日の騰落レシオ(6日移動平均)は95.51%でした。新高値銘柄数は7、新安値銘柄数は199でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス270.11、シグナル(9日)はマイナス194.59でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス75.52でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

24日のNYダウは5日ぶりに反発し、前日比204.97ドル高の33141.38ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸し、同121.55ポイント高の13139.88ポイントでした。市場予想を上回る四半期決算を発表した銘柄を中心に買いが入り、相場を押し上げました。24日のNY債券市場で長期債相場が3日続伸したことも買い材料でした。米10年物国債利回りは前日比0.03%低い4.82%で取引を終えました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

24日の米国の株高と長期金利の低下を受け、本日の日本株は買戻しが先行する見通しです。ただし、東証が24日発表した20日申し込み時点の信用取引の買い残高は、前週末比1072億円増の3兆9886億円と、残高の規模は4兆円に迫り、約16年ぶりの高水準を更新しています。個人投資家の関与率が高く、信用買いが積み上がっている銘柄への売り圧力は強そうです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は4日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が10月18日の32042.25円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、15日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で9月19日の33242.59円を上回ることが必要です。

 

今後に関しては、9月28日に「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったため、調整入りのサインが点灯したと考えます。今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」になるまでは、調整局面が続く見通しです。

 

24日の東証グロース市場指数は前日比19.12p(2.34%)高の836.27pでした。5日移動平均線(24日現在840.36p)、25日移動平均線(同895.86p)、75日移動平均線(同946.03p)全て下回っています。5日移動平均線は、8日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、10月18日の862.20pを上回る必要があります。25日移動平均線は20日連続で下降しました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、上向きに転じるには、9月19日の945.99pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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