15日の日経平均は先週末比1,069.97円高の16,022.58円
15日の日経平均は先週末比1,069.97円高の16,022.58円、高値は16,155.10円、安値は15,243.88円。東証1部の出来高は32億8018万株、売買代金は3兆1536億円、値上がり銘柄数は1874銘柄、値下がり銘柄数は55銘柄、変わらずは8銘柄。日経平均は大幅反発。
前場の日経平均は4営業日ぶり大幅反発。先週末、欧州銀行大手のドイツ銀行が自ら発行した債券を買い戻すと発表し、市場の混乱要因となっていた欧州銀の経営不安が後退したほか、同日発表された1月の米小売売上高が好調。急激な円高・ドル安の一服、原油市況の大幅高なども受けて日経平均は朝方から買い優勢となり幅広い銘柄が買い戻しの動きとなった。買い一巡後は春節明けの中国・上海総合指数の動向を見極める動き上値は重かったが、その後下げて始まったものの想定の範囲内の下落として悪材料視されず。また、取引開始前に公表された2015年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は実質ベースで年率1.4%減のマイナス成長だったがこれも想定の範囲内とされ株価への反応は限定的だった。
後場の日経平均は一段高。春節開けの中国・上海総合指数が下げ幅を縮小したことで投資家心理が改善したほか、後場も為替相場が円高・ドル安へ一段と進行、一時114円台を付け輸出関連企業を中心に後場も買いが継続。断続的な先物への買いから日経平均は上げ幅を拡大させ、午後14時48分には、本日の高値1万6155円10銭(前週末比1202円49銭高)を付けた。その後は戻り売りや利益確定売りに押され上げ幅を縮小したが節目の1万6000円台は維持した。
東証33業種では、全33業種全てが上昇し、保険業、ゴム製品、証券商品先物、空運業、陸運業などが値上がり率上位となった。個別では、東証1部の値上が率トップはリブセンス(6054)、2位は宮越ホールディングス(6620)、3位は帝国繊維(3302)。一方、値下がり率トップはエスクリ(2196)、2位サイバーリンクス(3683)、3位ダブル・スコープ(6619)。
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