個別銘柄情報(11/27分)
マキタ(6586)、BCはレーティングを引き下げ
7030円 110円安
バークレイズ証券は、同社のレーティングを従来の「ニュートラル」から「アンダーウエイト」に引き下げ、目標株価を同6350円から5700円に引き下げた。今16/3期は、為替の円高ユーロ安(前15/3期:139円/ユーロ→今16/3期BC前提:130円/ユーロ)と、円安中国元高(17.7円/中国元→19.5円/中国元)が響き、営業利益は前年比10%減の647億円(会社ガイダンスは615億円)となる見通しだという。堅調な業績を勘案しても、バリュエーションは割高に映るそうだ。
三井倉(9302)、BCはレーティングを引き下げ
363円 8円安
バークレイズ証券は、同社のレーティングを従来の「ニュートラル」から「アンダーウエイト」に引き下げ、目標株価を同390円から350円に引き下げた。16/3期OP予想は前期比-13.3%(-8億円)減の53億円(計画60億円、前回予想60億円)と予想したという。前回予想比ではグローバルエクスプレスで-4億円減額(前期特需の反動拡大)、ロジスティクスシステムで-3億円(荷動き下ブレ)などが大きいそうだ。中期経営計画達成に向けたビジビリティは依然として低く、業績ボトムアウト感からの短期的な株価見直し余地はあっても、中長期的な株価アウトパフォームに向けては材料不足と見たという。
郵船ロジ(9370)、BCはレーティングを引き下げ
1426円 9円安
バークレイズ証券は、同社のレーティングを従来の「ニュートラル」から「アンダーウエイト」に引き下げ、目標株価は同1270円から1420円に引き上げた。16/3期営業利益予想はYoY+7.5%(+7億円)増の100億円(計画/前回予想95億円)としたという。一方、株価上昇もあり、相対ダウンサイドが拡大したと判断したそうだ。
NTN(6472)、CSは目標株価を引き下げ
580円 10円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の700円から630円に引き下げた。今16/3期予想営業利益を520億円から510億円(会社計画500億円、IFIS予想533億円)、予想当期利益を338億円から190億円(会社計画310億円)へ減額。来期予想営業利益も545億円から540億円(IFIS予想561億円)へ減額したという。数量の減少と欧州軸受不具合に伴う損害賠償費用を織り込んだそうだ。
沢井製薬(4555)、CSは目標株価を引き下げ
7160円 190円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の8000円から7800円に引き下げた。2014年4月に導入された政府のジェネリック(GE)の使用促進策(インセンティブ)の2年目にあたる2016/3月期は導入効果の一巡によりGE市場全般に減速傾向が強まっているという。今後の2016年4月へ向けた制度改正や薬価引き下げが波乱要因となる可能性もあるそうだ。
エフ・シー・シー(7296)、東海東京はレーティングを引き上げ
2561円 57円高
東海東京調査センターは、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Outperform」に引き上げ、目標株価は3200円とした。下期も販売好調が持続し、会社計画の諸前提が為替(115円/ドル)など保守的なことを考えると上振れの可能性があるという。17/3期の営業利益も128億円と続伸を弊社は予想したそうだ。ホンダ以外への拡販効果は実っており、またホンダでも2016年に新型「シビック」による販売増のフル貢献、その後に「CR-V」、「アコード」の全面改良が予定されて製品サイクルが新たな局面に入るために、同社へのメリットが期待できるという。
出光興産(5019)、大和は投資判断を引き上げ
2069円 19円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同1930円から2250円に引き上げた。16年度の営業利益は前年度比620億円増の970億円と予想したという。在庫評価影響の改善が同400億円の増益要因だが、実質経常利益も同220億円増の970億円と見込んでいるそうだ。石油事業が石油精製マージン好転や合理化の進展により同260億円増、石油開発事業がノルウェーKnarr油田の生産数量増加により同60億円増と、大和では予想したという。
Vテクノロジー(7717)、みずほは目標株価を引き上げ
5110円 30円高
みずほ証券は、同社の投資判断「買い」を継続し、目標株価を従来の6000円から6400円に引き上げた。16/3期2Q末の受注残高は312億円(前年同期比107.7%増)となったが、同社リリース(11月9日付:子会社VNシステムズが約70億円で受注、11月17日付:同VNシステムズが約40億円で受注)を考慮し、3Q受注額を150億円と試算すると、3Q末の受注残高は402億円と想定されるという。従って、17/3期業績の視界は更に良くなったと考えたそうだ。
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