3日の海外動向と本日の相場見通し 気分よく今週の取引を終了へ
3日のシカゴ日経平均先物3月限(円建て)は16845円大証比145円安でした。NYダウは3日続伸、前日比44.58ドル高の16943.90ドルでした。欧州株の下げを受け、ダウは小反落して始まりましたが、2月のISM非製造業景況感指数が53.4と、市場が警戒したほど悪化せず、米景気の先行きに対する過度の懸念が和らぎ、徐々に買いが優勢になりました。NY原油先物相場は4日ぶりに小反落、WTI期近の4月物は前日比0.09ドル安の1バレル34.57ドルでした。午前には35.32ドルを付けましたが、利益確定売りが優勢となりました。OPEC加盟国と非加盟のロシアなどが、20日にモスクワで会議を計画していることが明らかになったことが買い材料でした。NY外国為替市場のドル/円レートは、113円62銭/113円66銭でした。
日本時間22時30分に発表される2月の米雇用統計は、非農業部門の雇用増加数が19万人程度になると予想されています。本日は、この雇用統計発表を控えた週末です。日経平均は昨日までの3日間で終値ベースで、933.4円(5.82%)上昇しました。このため、利益確定売りは当然出てくる見通しです。一方、この3日間の急騰を受け、売り方の手の内は劇的に悪化しています。このため、押せば買い戻したいというニーズは非常に強いとみられます。よって、下値は相当堅そうです。
以上のことから、本日の日経平均の想定レンジは昨日安値の16691.94円~2月8日高値17099.01円です。日経平均自体は膠着するでしょうが、昨日までの上昇で、買い方のマインドがメチャクチャ良化しています。多くの市場参加者は、気分よく今週の取引を終了する見通しです。
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