23日の日経平均は前日比47.57円安の17,000.98円

23日の日経平均は前日比47.57円安の17,000.98円、高値は17,142.08円、安値は16,964.31円。東証1部の出来高は16億210万株、売買代金は1兆7399億円、値上がり銘柄数733銘柄、値下がり銘柄数は1064銘柄、変わらず151銘柄。日経平均は反落。

前場の日経平均は小反落。朝方は円高の一服から買いが先行。前日ベルギーで連続爆破テロが発生したがこれによる影響は限定的。買い先行は先物主導で一時1万7142円08銭(前日比93円53銭高)まで上昇したが、買い一巡後は手掛かり材料に乏しく徐々に売り物に押されるとマイナス圏に転落。方向感が掴みづらい展開となっている。

後場の日経平均は利益確定売りに押され下げ幅を拡大。円高一服も手掛かり材料難から積極的な買いは入らず、午後14時33分には本日の安値となる1万6964円31銭(前日比84円24銭安)を付けたが引けにかけやや下げ渋る動き。手控えムードが強く後場は節目の1万7000円台を挟んでの小動きに終始した。なお、売買代金、出来高とも今年最低水準を記録した。

東証33業種では、水産・農林業、電気・ガス業、小売業、陸運業、不動産業が値上がりした。一方、機械、鉱業、卸売業、その他金融業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはジーンズメイト(7448)、2位はきちり(3082)、3位はサクサホールディングス(6675)。一方、値下がり率トップはゼビオホールディングス(8281)、2位はアークランドサカモト(9842)、3位はエレマテック(2715)。

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