23日の海外動向と本日の相場見通し 閑散・膠着相場の見込み
23日のシカゴ日経平均先物６月物は16790円大証比20円安でした。ＮＹダウは続落、前日比79.98ドル安の17502.59ドルでした。原油安が嫌気されました。ＮＹ原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の５月物は前日比1.66ドル安の１バレル39.79ドルでした。週間の石油在庫統計で原油在庫が市場予想を上回るペースで増えたことや、ドル高で原油価格に割高感が出たことが嫌気されました。ＮＹ円相場は横ばいで、前日比変わらずの１ドル＝112円35～45銭でした。
米株安、原油安を受け、本日の日経平均は昨日終値（17000.98円）付近で、膠着しそうです。想定レンジは５日移動平均線（23日現在16937.03円）～17142.08円（昨日高値）です。東京外国為替市場の円相場を横目に睨みながらの動きが予想されますが、ボラティリティーが低下すると共に、昨日同様、閑散相場の可能性も高そうです。ちなみに昨日の東証１部の売買代金は１兆7399億円と、今年最低でした。
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