24日の海外動向と本日の相場見通し 注目は5日移動平均線を上回るか否か
24日のシカゴ日経平均先物6月物は16770円大証比50円高でした。安値は16585円、高値は16910円でした。NYダウは3日ぶりに反発、前日比13.14ドル高の17515.73ドルでした。原油安やアジア欧州株の下げを受け、安く始まりましたが、。原油先物相場が午後に下げ渋ったことが好感され、取引終了にかけて上げに転じました。ただし、25日が聖金曜日の祝日で休場となるため、積極的な売買は手控えられたようです。NY原油先物相場は続落、WTI期近の5月物は前日比0.33ドル安の1バレル39.46ドルでした。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が前日発表した週間石油在庫統計で、原油在庫が940万バレル増と、市場予想の310万バレル増の約3倍でした。これが嫌気され続けました。一方、米国での原油掘削に使用するリグの稼働数が前週から15基減り、2009年11月以来およそ6年4カ月ぶりの水準に低下したことはサポート要因でした。NY円相場は下落し、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=112円85~95銭でした。セントルイス連銀のブラード総裁が24日の講演で「追加利上げは遠くないかもしれない」と述べたと伝わったことが、ドル買い要因になりました。
原油先物価格の上値、米国株の上値が共に重いため、日経平均の上値が重くなるとは仕方ないですね。一方、日米の金利差拡大の見方から円売り・ドル買いがやや優勢になっている点は日経平均を支える見通しです。想定レンジは25日移動平均線(24日現在16618.46円)~17142.08円(23日高値)です。下値は配当権利取りの買いが見込めますが、上値に関してはザラ場中に、なんらかの好材料材料が飛び出さないと厳しいとみています。本日の注目は、昨日割り込んだ5日移動平均線(24日現在16920.61円)を終値で回復できるかです。
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