28日の海外動向と本日の相場見通し
28日のシカゴ日経平均先物６月物は16950円大証比20円安でした。ＮＹダウは続伸し、24日比19.66ドル高の17535.39ドルでした。四半期末接近で、「お化粧買い」が入ったと観測されています。ただ、29日のイエレンＦＲＢ議長の講演や、４月１日の３月の雇用統計発表を控え、様子見ムードが強かったようです。ＮＹ原油先物相場は３日続落、ＷＴＩ期近の５月物は24日比0.07ドル安の１バレル39.39ドルでした。イースターで欧州などが祝日だったため、参加者が少なく、薄商いでした。ＮＹ円相場は３日続落し、前週末比40銭円安・ドル高の１ドル＝113円40～50銭でした。３月期末を前に日本の輸入企業による円売り・ドル買い注文が増えたということです。
本日は配当落ち日です。日経平均の落ち分は120円程度です。これを埋めされるかに注目します。想定レンジは25日移動平均線（28日現在16697.38円）～昨日高値17167.88円です。円安基調のため、下値は堅いとみています。一方、17000円オーバーは、戻り売り圧力が強いため、なんらかの支援材料が出ないと、上値は上値で重いでしょう。
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