29日の海外動向と本日の相場見通し

29日のシカゴ日経平均先物6月物は17020円大証比80円安でした。NYダウは3日続伸し、前日比97.72ドル高の17633.11ドルでした。昨年12月29日以来、3カ月ぶりの高値です。原油先物相場の下落が重荷となり、朝方には前日比101.12ドル安まで下げましたが、イエレンFRB議長が講演で「政策金利の調整を慎重に進めるのが適切だ」と述べ、これを市場は「ハト派」寄りの発言として評価、好感し、買いが優勢になりました。NY油先物相場は続落、WTI期近の5月物は前日比1.11ドル安の1バレル38.28ドルでした。 クウェートの石油相が2014年秋以降、操業を停止していた油田について、共同操業するサウジアラビアと再開することで合意したと述べたと伝わったことが嫌気されました。NY円相場は4日ぶりに反発し、前日比75銭円高・ドル安の1ドル=112円65~75銭でした。

 

米国の利上げピッチ鈍化を織り込む格好で、円相場が対ドルで円高に振れています。これは日経平均にネガティブに作用する見通しです。ですが、下値ではGPIFなどの公的年金の買いも見込めるため、下値は堅そうです。ただし、株価を押し上げたり、逆に、押し下げたりする材料も乏しいため、閑散相場は続きそうです。日経平均の想定レンジは25日移動平均線(29日現在16737.08円)~28日高値17167.88円です。

 

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