７日の海外動向と本日の相場見通し ３重苦と「ユニクロ・ショック」
７日のシカゴ日経平均先物６月物は15445円大証比285円安でした。安値は15320円でした。ＮＹダウは反落、前日比174.09ドル安の17541.96ドルでした。原油先物安が嫌気されました。ＮＹ原油先物相場は３日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の５月物は前日比0.49ドル安の１バレル37.26ドルでした。ＮＹ円相場は５日続伸し、前日比１円55銭円高・ドル安の１ドル＝108円20～30銭でした。一時107円67銭と、2014年10月27日以来およそ１年５カ月ぶりの高値を付けました。
米国株安、原油先物安、円高という３重苦で、本日の日経平均は反落スタートが見込まれます。また、ファーストリテイリング（9983）が、16年８月期の連結業績予想を下方修正したことで、「ユニクロ・ショック」発生も危惧されます。なお、株価指数オプションとミニ日経先物４月物のＳＱ算出後、ＳＱ値を上回って推移するか、それとも下回って推移するか否かが、ザラ場中の日経平均の値動きを決める見通しです。日経平均の想定レンジはシカゴ先物の取引レンジの15320円～15860円です。
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