15日の日経平均は前日比63.02円安の16,848.03円
15日の日経平均は前日比63.02円安の16,848.03円、高値は16,928.67円、安値は16,720.39円。東証1部の出来高は19億8537万株、売買代金は2兆592億円、値上がり銘柄数565銘柄、値下がり銘柄数は1262銘柄、変わらず125銘柄。日経平均は4日ぶり反落。
前場の日経平均は4日ぶり反落。前日の米市場が小幅高もまちまちな動きとなったなかで、日経平均は直近大幅な3連騰の反動から売りが先行。売り一巡後は下げ幅を縮小からプラス転換する場面があったものの、週末要因、戻り待ち売りなどから再度マイナス圏に推し戻される展開となった。なお、熊本県で発生した最大震度7の地震の影響は限定的との見方が強い。
後場の日経平均は軟調推移。先物主導で後場寄りこそは買いが先行したものの買いは続かず下げ幅を拡大し、一時は1万6790円84銭(前日比120円21銭安)まで押された。売り一巡後は再び戻り歩調となったがこれもまた週末要因からのポジション調整、戻り売りなどに押され上値は限定的となった。大引けにかけては14~15日開催のG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議や、17日にドーハで開かれる産油国会合の結果を見極めたいとの姿勢が強まり手控えムード、利益確定売りに押される展開となった。
東証33業種では、パルプ・紙、建設業、空運業、水産・農林業、陸運業が値上がりした。一方、鉱業、銀行業、電気機器、その他金融業、輸送用機器が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップは新日本理化(4406)、2位はレナウン(3606)、3位はキリン堂ホールディングス(3194)。一方、値下がり率トップはアデランス(8170)、2位は千代田インテグレ(6915)、3位は古野電気(6814)。
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