22日の日経平均は前日比208.87円高の17,572.49円

22日の日経平均は前日比208.87円高の17,572.49円、高値は17,572.49円、安値は17,192.39円。東証1部の出来高は30億1111万株、売買代金は2兆7889億円、値上がり銘柄数1175銘柄、値下がり銘柄数は637銘柄、変わらず140銘柄。日経平均は4日続伸。

前場の日経平均は小幅反落。前日の米市場が反落を受け売りが先行、直近の連騰から利益確定売りも出やすい状況となっており、また週末要因なども意識され一時は、1万7192円39銭(前日比171円23銭安)まで下押した。ただ、その後は根強い買いから徐々に下げ幅を縮小、一時プラス転換と来週控える日銀会合での追加緩和なども意識されたようだ。

後場の日経平均はプラス圏に浮上し、上げ幅を拡大。後場寄り付きは直近の連騰から反動、週末要因などを意識したポジション整理の動きなどから利益確定売りが先行。その後、日銀が金融機関への貸し出しにマイナス金利適用を検討との、一部メディア報じたことをきっかけに為替相場1ドル=110円台の円安・ドル高へ動き日経平均はプラス圏に浮上。その後も急速に上げ幅を拡大させた。買い一巡後伸び悩む場面もあったが、来週開催する金融政策決定会合で、追加金融緩和を決めるとの思惑は根強く、引けかけ一段高の高値引けとなった。

東証33業種では、銀行業、証券商品先物、海運業、不動産業、鉄鋼が値上がりした。一方、電気・ガス業、その他製品、小売業、食料品、空運業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはテイクアンドギヴ・ニーズ(4331)、2位はハーツユナイテッドグループ(3676)、3位はスターティア(3393)。一方、値下がり率トップは三菱自動車工業(7211)、2位はビーアールホールディングス(1762)、3位はファンコミュニケーションズ(2461)。

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