24日の海外動向と本日の相場見通し 5月物のSQ値を終値で超えられるかに注目
24日のシカゴ日経平均先物6月物は16765円大証比285円高でした。高値は16800円、安値は16470円でした。NYダウは大幅反発、前日比213.12ドル高の17706.05ドルでした。4月の米新築住宅販売件数が前月から大きく増え、8年3カ月ぶりの高水準となったことや、原油先物が反発したことが好感されました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の7月物は前日比0.54ドル高の1バレル48.62ドルでした。ナイジェリアの政情不安が買い材料でした。NY円相場は1ドル=109円95銭~110円05銭、75銭円安・ドル高でした。
米株高、円安、原油先物高を受け、本日の日経平均は大幅反発スタートが見込まれます。想定レンジは昨日始値16605.04円~19日高値16841.04円です。株式指数オプションとミニ日経平均先物5月物のSQ値は16845.67円です。足元、これが強い抵抗として機能しています。これを本日終値で上抜けることができるようなら、近い将来25日移動平均ベースのボリンジャーバンドプラス1σ(24日現在17120.38円)を目指す可能性が高まるとみています。逆に、超えられないうちは、±1σの「バンドウォーク」継続でしょう。なお、明日から2日間の日程で開かれる伊勢志摩サミットを控え、多くの投資家は様子見スタンスを崩さないでしょうから、閑散相場は継続する見通しです。
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