動かないではなく、動けない個人が沢山いるみたいです
今日は市場関係者や投資家と色々を話をしました。正直、信用個人中心に、相当深刻な状況に陥っている投資家がメチャクチャいるなというのが、率直な印象です。新興市場の銘柄や、東証1部の低位材料株への投資で、ここ最近の下落を受け、評価損を膨らませ、動くに動けない投資家が多数いるようです。「(某地場証券の歩合外務員によれば)昨日50%近くあった維持率が一気に下がり、もう30%割れ目前だ・・・。」、「(某投資顧問会社では)先週までバンバンあった苦情や問い合わせの電話が、今週に入り、パタリと止まった。皆さん、もう諦めているのでは・・・。」、「(某証券会社の営業部長によれば)まさかここまで顧客の収益状況が悪化するとは・・・。多くの客は、下げがあまりに急過ぎて対応できてないよ・・・。」、「株価をみていると具合が悪くなるので、画面はみず、昼から友人とやけ酒を飲んでいる。」などなど。よく相場解説で、英国の国民投票を23日に控え、「(様子見で動きたくないから、つまり、自分の意志で)動かない」というフレーズをみますが、「(評価損が膨らみ、今は維持率との闘いに精一杯で、本当は動きたいけど)動けない」というのが実際の状況を正しく伝えるフレーズのようです。
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