12日の海外動向と本日の相場見通し 今週の動きは買い方には最高、売り方とっては最悪
12日のシカゴ日経平均先物９月物は16515円大証比365円高でした。ＮＹダウは３日続伸、前日比120.74ドル高の18347.67ドルでした。2015年５月19日に付けた過去最高値を約１年２カ月ぶりに更新しました。ＮＹ原油先物相場は大幅反発、ＷＴＩ期近の８月物は前日比2.04ドル高の１バレル46.80ドルでした。ＮＹ円相場は大幅に続落、前日比１円90銭の円安・ドル高の１ドル＝104円65～75銭でした。
米株高、円安、原油先物高と、好材料が相次いでいます。本日の日経平均は３日続伸スタートが見込まれます。想定レンジは25日移動平均ベースのボリンジャーバンドのプラス１σ（12日現在16234.55円）～プラス２σ（同16664.91円）です。今週に入ってからの動きは買い方には最高ですが、売り方とっては最悪です。押し目らしい押し目を作らず、本日を迎えます。このため、本日の相場が上がろうが、もみあおうが、多少押そうが、売り方の恐怖感を伴った買い戻しが終日入り続けるでしょう。ただし、ブレグジットショックのあった６月24日の高値は16389.17円です。本日の終値がこれを割り込むようだと明日以降は、さすがにいったん、利食い売りや、戻り待ちの売りが優勢になるかもしれません。逆に超えて終わるようだと、まだまだ売り方を締め上げる相場は続く見通しです。
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