10日の日経平均は前日比29.85円安の16,735.12円

10日の日経平均は前日比29.85円安の16,735.12円、高値は16,822.86円、安値は16,657.59円。東証1部の出来高は17億31万株、売買代金は2兆906億円、値上がり銘柄数792銘柄、値下がり銘柄数は1043銘柄、変わらず135銘柄。日経平均は小反落。

前場の日経平均は反落。前日の米市場の動きが冴えなかったことや為替相場が1ドル=101円台前半まで円高が進行を嫌気、直近上昇の反動もあり利益確定売りが先行した。ただ、売り一巡後は日銀による年6兆円規模のETF買いに対する期待から下げ幅を縮小する動きとなっている。

後場の日経平均はプラス圏に浮上した後にマイナス圏に転落。後場は日銀によるETF(上場投資信託)買い期待を背景に買いが先行し、下げ幅を縮小して始まるとプラス転換。その後も先物主導で上げ幅を拡大させ午後13時12分には、本日の高値となる1万6822円85銭(前日比57円89銭高)と1万6800円台を回復する場面も。ただ、買い一巡後は明日の祝日、金曜にSQを控えるということも意識され、ポジション調整などの利益確定売りに押され再びマイナス圏へ転落した。

東証33業種では、水産・農林業、空運業、建設業、石油石炭製品、サービス業が値上がりした。一方、ゴム製品、証券商品先物、保険業、海運業、電気・ガス業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップは戸田建設(1860)、2位は大真空(6962)、3位はピーシーデポコーポレーション(7618)。一方、値下がり率トップはクックパッド(2193)、2位はアイダエンジニアリング(6118)、3位は近鉄エクスプレス(9375)

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