個別銘柄情報(8/23分)

東ガス(9531)、大和は投資判断を引き上げ
439.6円 16.7円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「1」に引き上げ、目標株価は520円から500円に引き下げた。大和は経常利益を、16年度は会社計画上ブレの700億円、17年度は前年度比増益の900億円と予想したという。これは主に都市ガス部門の費用影響によるもので、スライド差損益の影響を除くと実現確度は高いと考えたそうだ。したがって、四半期実績や会社計画修正等によって16・17年度の利益水準が明確化してくることにより、株価回復が期待されるという。

三菱ケミHD(4188)、野村は目標株価を引き上げ
597.3円 5.3円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の630円から690円に引き上げた。17.3期以降の野村営業利益予想を増額したという。機能成形と機能化学では原油価格低下によるコスト減の恩恵を受けているそうだ。機能成形では自動車用などエンジアリングプラスチックの需要が底堅く、タッチパネル用クリアフィットでも高い世界シェアを維持しており、需要増加が素直に営業利益の押上に結びついていると見たそうだ。また、機能化学では中国EV用に負極材の売上が拡大しているとも。

大塚HD(4578)、野村は目標株価を引き上げ
4615円 74円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の6000円から6300円に引き上げた。Abilifyのグローバル売上高は17.12期に日本でも特許が満了するが、前期比369億円の減収にとどまり、影響は小さくなりつつあるという。既存新薬の好調・継続するコスト削減が減収要因を大きく上回る公算が大きいと考えたそうだ。次の注目点は17.12期下期~18.12期上期に予定される複数の大型臨床試験終了だという。

大特鋼(5471)、野村は目標株価を引き上げ
433円 変わらず
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の395円から440円に引き上げた。ステンレス製品などの機能材料・磁性材料、特殊鋼などを中心に業績予想を上方修正したという。特殊鋼、ステンレス製品とも需要が回復基調にあるそうだ。鉄屑価格は低位安定の状態が続くとみており、円高による原燃料安も収益面ではややプラスに作用するため、スプレッドの安定が続くと見たという。17.3期の営業利益では会社計画(220億円)やQUICKコンセンサス(219億円)に対して小幅な上振れを予想したそうだ。一方、自動車部品・産業機械部品ではエネルギー向けの自由鍛造品の販売が低調であるため、収益悪化が予想されるという。

ワコム(6727)、野村は目標株価を引き下げ
312円 4円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の420円から330円に引き下げた。ブランド製品における次世代製品の投入は、ペンタブレットが17.3期Q4、モバイルが同Q3、ディスプレイが同Q3・Q4、コンシューマビジネスが同Q2に予定されているという。これらの寄与も考慮し、17.3期通期は売上高が前期比3%減収の750億円、営業利益が同45%減益の20億円を予想したそうだ。対ユーロ・アジア通貨での円高影響を織り込み、従来予想から下方修正したという。

COOK(2193)、いちよしはフェアバリューを引き下げ
1034円 25円安
いちよし経済研究所は、同社のレーティング「C」を継続し、フェアバリューを従来の850円から750円に引き下げた。国内の月次利用者数は15年12月が前年同月比14%増の5755万人、16年3月が同13%増の5939万人に対し、6月は同8%増の6109万人と伸びは鈍化したという。既にスマートフォン利用者が中心であるが、ブラウザが主流でアプリは伸び悩んでいるそうだ。また、買物情報事業の売上収益も16.12期2Qは82百万円(前年同期比14百万円増)といちよし従前予想の89百万円を下回ったという。当面の成長牽引は会員事業へ依存となるが、その間は営業利益100億円超を目指す展開にはならないといちよしでは見ているそうだ。

ホシザキ(6465)、東海東京はレーティングを引き下げ
7830円 110円安
東海東京調査センターは、同社のレーティングを従来の「Outperform」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同9800円から7900円に引き下げた。東海東京では、17/12期売上高を2680億円(前年比横ばい)と、従来予想(売上高2920億円)を下方修正したという。その要因は、主に国内外食チェーン向けの競争激化と円高による海外業績の悪化だそうだ。17/12期の国内売り上げを前年比2.2%増収と、伸び率の鈍化を予想したという。ここにきて、大手外食チェーンの設備投資意欲が鈍化しており、価格競争に陥るリスクが高まってきたそうだ。

日本製紙(3863)、MUMSSは「Underweight」でカバレッジを再開
1778円 27円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社について、レーティングを「Underweight」、目標株価を1760円でカバレッジを再開した。17/3期は円高メリットにより営業増益を予想しているが、18/3期以降は国内印刷用紙の需給悪化などで営業減益が続くと予想したという。国内紙・板紙事業のウエイトが大きく、全社業績を牽引する成長事業が見当たらないそうだ。

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