個別銘柄情報(9/14分)

サイゼリヤ(7581)、みずほは「買い」でカバレッジを開始
2290円 85円高
みずほ証券は、同社について、新規に投資判断を「買い」、目標株価を3100円でカバレッジを開始した。16/8期の営業利益は、前期比13.2%増の85億円を予想したという。好調な国内事業の牽引により海外の減益を吸収し、会社計画を達成可能と見たそうだ。海外事業は、16/8期に中国で完成ラッシュとなった新ショッピングモールへの店舗展開の出遅れが減益要因の一つとなったもようだという。17/8期はこの出遅れた新しいショッピングモールへの新規出店によって再び海外事業の増益回復を見込んだそうだ。

日新薬(4516)、SMBC日興は目標株価を引き上げ
5110円 210円高
SMBC日興証券は、同社の投資評価「1」を継続し、目標株価を従来の5000円から5800円に引き上げた。(1)日本新薬がアクテリオン社に海外導出している肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療薬Uptravi(セレキシパグ)の米国販売が順調な立ち上がりを示していること、(2)骨髄異形成症候群治療薬ビダーザや前立腺肥大症治療薬ザルティアのなど国内販売が堅調に推移していることなどを受け、中期利益予想(17/3~21/3期)を増額修正したそうだ。

DENA(2432)、CSは目標株価を引き上げ
3445円 50円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価「OUTPERFORM」を継続し、目標株価を従来の3300円から4200円に引き上げた。9月8日に任天堂とのマリオを使った協業タイトル「Super Mario Run」の開始を発表。業績トレンド転換のカタリストになり得ると考えたという。大型IPの早期投入により、任天堂との提携がより強固になり、収益化の早期実現が可能になると見たそうだ。また、非ゲーム事業も積極展開しており収益拡大の可能性があるとも。

コロプラ(3668)、CSは目標株価を引き下げ
1531円 73円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の2300円から1750円に引き下げた。3Q決算は大幅な減収減益となり、CS予想を下回ったため、業績予想を見直したという。減収や子会社の連結化によりコスト比率がかさんだそうだ。特定イベントが不振であったことなど、一時要因を含んでいるのは確かだが、成長を続けてきたスマートフォンゲーム市場のトッププレイヤーである同社が急に減収したことは市場に不安感を与えたと考えたという。さらに、当初は下期(4-9月)に5本予定していた新タイトルが、白猫テニスの1本のみに引き下げられたことも、業績へのネガティブな印象を残したそうだ。

りそなHD(8308)、大和は投資判断を引き上げ
430.4円 7.5円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同420円から500円に引き上げた。与信損益は保守的な銀行計画から大幅に改善する見通しで、連結中間純利益は銀行予想(820億円)から上振れとなる880億円が期待されるという。2016年9月期末の国際基準ベースの普通株式等Tier1比率は経過(規制)基準で9.8%、完全実施基準で10.5%への上昇を予想。2016年度通期の連結当期純利益は本業利益の弱含みを与信費用の改善がカバーする形となり、銀行計画通り1600億円の達成を予想したそうだ。

シマノ(7309)、野村は目標株価を引き下げ
15440円 80円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の16300円から15770円に引き下げた。欧州市場では、3月、4月の悪天候により上期の完成車の店頭販売が前年同期比24%減と大きく減速。北米市場は、店頭での完成車販売が同10%減。中国市場は同34%減で、回復の兆しが見えないと会社は述べたという。これらを受けて、野村では、16.12期の営業利益の予想を従来の同3%減益から、会社予想と同水準の同20%減益へ修正したそうだ。

ゴールドクレ(8871)、野村は目標株価を引き下げ
1649円 15円安
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の3390円から3090円に引き下げた。7月29日に会社が開示した通り、9月12日に目黒に所在するオフィスビル「GC中目黒ビル」を売却。17.3期の会社の決算計画に織り込まれていない不動産の売却であり、素直に考えれば、17.3期業績の上振れ要因となるという。ただし、同社の17.3期業績は、完成済みのマンションの販売・契約の好不調が変動要因となっており、郊外部を中心になかなか改善しないマンションの売行きペースを考えると、「中目黒」ビルの売却益があっても、今後のマンションの売行き次第では、業績が期初の計画通りに収束してしまうこともありえるそうだ。

特殊陶(5334)、UBSは目標株価を引き上げ
1852円 11円安
UBS証券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の2300円から2400円に引き上げた。欧州では、2017年に排ガス試験方法としてWLTP/RDEが導入され、NOx排出の基準が実質的に厳格化されるという。ディーゼル乗用車へNOxセンサの搭載が進む可能性が高いそうだ。同社のシェアは、まだ10%に満たないと見られるが、本格的な拡販が始まると見たという。

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