個別銘柄情報(9/16分)

TIS(3626)、大和は投資判断を引き下げ
2465円 44円安
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「3」に引き下げ、目標株価を同2980円から2650円に引き下げた。工事進行基準適用案件の増加による前倒し売上高・営業利益計上の増加も寄与あり、この反動が第2四半期に現れる可能性があるという。また、不採算案件も前年同期の9億円から10億円へ拡大し、第2四半期以降も再発リスクが残存するそうだ。外部環境ではセクタマクロ調査(ヒアリングによる)より、地方銀行と中小の製造業・流通業の一部に陰りが見え始め、同社への影響の有無を追跡したいという。

トランスコスモ(9715)、野村は「Buy」でカバレッジを開始
2554円 49円高
野村證券は、同社について、新規に投資判断を「Buy」、目標株価を3300円でカバレッジを開始した。現行株価との乖離率に加え、(1)21年度までの5年間の中期修正EPS増益率、(2)配当による株価下支え、(3)財務健全性、(4)差別化要素の高さ―から、投資判断を「Buy」としたそうだ。

BML(4694)、野村は目標株価を引き上げ
2541円 108円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2500円から2800円に引き上げた。同社の4~6月期の検査単価は前年同期比横ばいであり、年初の会社予想前提の同1.3%減より良かったという。みらかHD傘下のエスアールエルが収益重視の方針に変更したことが、検査単価安定化につながったそうだ。同社の妥結率はほぼ100%程度であるため、7~9月期以降価格が下がる可能性は低いという。

エニグモ(3665)、岩井コスモは目標株価を引き上げ
1860円 208円高
岩井コスモ証券は、同社の投資判断「A」を継続し、目標株価を従来の1700円から2300円に引き上げた。「BUYMA(バイマ)」での収益が好調に推移しているという。岩井コスモでは、今17.1期は前期比7.3倍の営業増益予想したそうだ。世界展開を進める同社への中期的な成長期待は大きく、数年後には同社が第1目標とする営業利益30億円の達成も考えられるため、注目を続けたいという。

日立化(4217)、CSは目標株価を引き上げ
2250円 44円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価「OUTPERFORM」を継続し、目標株価を従来の2400円から2600円に引き上げた。今回、CSでは為替円高影響を織り込み、売上高予想を17/3期5500億円から5300億円へ、18/3期5800億円から5500億円へ、19/3期6000億円から5700億円へ、それぞれ下方修正したという。円高により売上高は目減りしようが、CS従来想定を上回る原価低減や資材単価低下により、営業利益は従来見通しを確保できると考えたそうだ。高シェアを有するダイボンディング材料など先端半導体材料やリチウムイオン電池材料、蓄電デバイスの成長により、19/3期の営業利益は630億円と過去最高益を更新すると予想したという。

帝人(3401)、CSは目標株価を引き上げ
387円 1円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の400円から420円に引き上げた。同社の1Q決算での医薬の導入費用による17/3期通期計画下方修正(営業利益で580億円から530億円への修正)を受け、CSも営業利益予想を17/3期600億円から560億円へ、18/3期650億円から610億円へ、19/3期680億円から650億円へ下方修正したという。米ベンチャーからの成長ホルモン剤導入による費用(40百万ドル)計上が減額修正の主因だそうだ。同社は、9月13日に北米最大の自動車向け複合材料成形メーカーを買収することを発表。この買収による技術シナジーを武器に、懸案であるゼネラルモーターズ(GM)向け熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)供給の発表が待たれるという。

ジャパンディスプレイ(6740)、東海東京はレーティング引き上げ
167円 17円高
東海東京調査センターは、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Outperform」に引き上げ、目標株価を同200円から300円に引き上げた。3Q以降業績は、欧米顧客向けの量産本格化や中国顧客向けのXOパネルの量産効果により、急速に好転すると東海東京では想定したという。一方、OLEDの開発では、17/3期中に茂原G6ラインでOLEDの量産試作ラインの開発を進め、18年度半ばには量産を開始する計画。更に、グループ会社のJOLEDでも世界初となる印刷方式によるOLEDの量産試作が始まろうとしているそうだ。

神東塗(4615)、岩井コスモは「A」でカバレッジを開始
220円 30円高
岩井コスモ証券は、同社について、新規に投資判断を「A」、目標株価を320円でカバレッジを開始した。もともと同社の業績は下期偏重の傾向にあるが、17.3期通期では住宅着工の回復や首都圏を中心に活発な建設投資を受けてアルミ電着塗料などの堅調な推移が見込めそうだという。環境対応で強みを発揮する粉体塗料も需要が旺盛なオフィス家具向けなどに好調を持続する見通しだそうだ。17.3期の業績について岩井コスモでは、売上高が前期比3%増の235億円、営業利益が同18%増の12億円を予想したという。

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